最終戦初決勝進出を果たしたシナー
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男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は18日、シングルス準決勝が行われ、第4シードのJ・シナー(イタリア)が第3シードのD・メドベージェフを6-3, 6-7 (1-7), 6-1のフルセットで破り、初の決勝進出を果たすと共に54年の歴史を持つ同大会初のイタリア人選手シングルス優勝に王手をかけた。試合後、シナーは「信じられないほどの感情」と明かした。

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>>最終戦 予選ラウンドロビン 結果<<

Nitto ATPファイナルズは今季の獲得ポイント上位8選手が出場するシーズン最後の大会。8選手が4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。

22歳のシナーは今大会の予選ラウンドロビンで第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、第6シードのS・チチパス(ギリシャ)、第8シードのH・ルーネ(デンマーク)を下し3戦全勝で最終戦初の4強入りを決めた。

この試合の第1セット、第2ゲームでブレークポイントを凌いだ22歳のシナーは直後の第3ゲームでブレークに成功し先行する。続く第2セット、互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。1本のセットポイントを凌いだシナーだったが2度目をものにされ、1セットオールに追いつかれる。それでも迎えたファイナルセット、シナーは開始から3ゲームを連取。第6ゲームで2度目のブレークを奪い2時間29分の激闘を制した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシナーのコメントを掲載し「信じられないほどの感情だ。今日は本当にタフな試合だった。特に第1セットは彼の方がアグレッシブにプレーしていたように感じた。どうにかブレークに成功して、そこからは調子が良くなった。第2セット、彼はとてもいいタイブレークをしていたので本当にきつかった。でも第3セットではよりアグレッシブにプレーしようと思った。決勝に進出できてうれしいよ」と語った。

母国開催となっている今大会についてシナーは「このようなプレッシャーがあるのは光栄なこと。観客は僕にたくさんのエネルギーを与えてくれたよ」と明かした。

勝利したシナーは決勝で第1シードのジョコビッチと対戦する。ジョコビッチは準決勝で第2シードのC・アルカラス(スペイン)を6-3, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。