優勝したシナー、準優勝のメドベージェフ
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は28日、男子シングルス決勝が行われ、第3シードのD・メドベージェフは第4シードのJ・シナー(イタリア)に6-3, 6-3, 4-6, 4-6, 3-6の逆転で敗れ、大会初優勝を逃すと共に2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に次ぐ2度目のグランドスラム制覇とはならなかった。また、今回で大会3度目の準優勝となった。

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同大会では2021年と2022年に準優勝を飾っている27歳で世界ランク3位のメドベージェフ。初制覇を狙う今大会は1回戦で予選を勝ち上がった同144位のT・アトマネ(フランス)が第4セット途中に棄権したため初戦突破。その後2回戦で同53位のE・ルースブオリ(フィンランド)、3回戦で第27シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、4回戦で同69位のN・ボルジェス(ポルトガル)(ポルトガル)、準々決勝で第9シードのH・フルカチュ(ポーランド)、準決勝で第6シードのA・ズベレフ(ドイツ)を下し、2年ぶり3度目の決勝進出を果たした。

両者は10度目の顔合わせで、対戦成績はメドベージェフから6勝3敗。直近の対戦は昨年11月の最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)準決勝で、この時はシナーが6-3, 6-7 (4-7), 6-1のフルセットで勝利している。

決勝戦の第1セット、第3ゲームでショットのミスを見逃さずブレークチャンスを得たメドベージェフ。最後はネットに出たシナーが強烈なショットを返球できずブレークに成功する。その後、第9ゲームでもブレークチャンスを掴むと粘りのプレーでシナーのミスを誘いブレークを奪って先行する。

続く第2セット、第2ゲームで4度のブレークチャンスを掴んだメドベージェフだが最後のポイントを決め切れず、11分に及んだゲームでブレークとはならなかった。それでも第4ゲーム、深いショットでシナーのミスを誘うと最後はネット際のボレーを沈めて先にブレークに成功。勢いのまま第6ゲームで2度目のブレークを奪うも直後の第7ゲームで1度のブレークを返される。

それでも2度目のサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲーム、1度のブレークポイントを握られるも凌ぐと最後は強烈なフォアハンドショットをシナーが返球できず、セットカウント2−0と勝利に王手をかける。

そして第3セット、互いに安定したサービスゲームを展開しブレークポイントを与えず終盤へ。迎えた第10ゲーム、シナーの配球に揺さぶられたメドベージェフはブレークポイントとなるセットポイントを1本握られる。最後は自身のショットがアウトとなりブレークを許して1セットを返される。

第4セット、メドベージェフは第2・第4ゲームでブレークポイントを握られるも凌ぎサービスキープ。第7ゲームでは逆にブレークチャンスを掴んだメドベージェフだがシナーの強烈なサービスエースに苦しみブレークを奪うことができず。しかし、第10ゲーム、ブレークポイントを握られると最後はシナーの強烈なフォアハンドショットを返球できず、ブレークを許して2セットオールに追いつかれる。

迎えたファイナルセット、第6ゲームでブレークポイントを握られたメドベージェフ。最後は強烈なフォアハンドウイナーをシナーに決められブレークを許す。その後はブレークバックできず、3時間44分に及ぶ熱戦の末に力尽きた。

試合後のオンコートインタビューでメドベージェフは「ありがとう。まずはヤニック(シナー)を祝福したい。今日、君はなぜそれに値するのかを示した。最後まで戦った。多くの大会で優勝し、多くの決勝を戦い、多くの試合に勝っている。おそらく最後のグランドスラムではないだろうね。もし決勝で対戦することがあれば次は勝ちたい。次はもっといい試合ができるように頑張るよ。本当におめでとう。君はそれに値する」とコメント。

「テレビを消したかどうかはわからないけどダーシャ(妻)、アリサ(娘)、もし見ていたら、一緒にそこにいたように感じたよ。残念ながら今日は勝てなかった。でも、次は君たちのために頑張るよ」

一方、勝利したシナーにとって四大大会初タイトルとなった。

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