勝利をあげたペール(画像は2023年)
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男子テニスの南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)は29日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク112位のB・ペール(フランス)が第5シードのA・マレー(イギリス)を2-6,7-6 (7-5),6-3の逆転で破り、2022年8月のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)以来 約1年6ヵ月ぶりとなるツアー本戦白星をあげ初戦突破を果たした。

34歳のペールは2016年に世界ランク18位を記録するなどツアータイトル3勝を持ちフランス勢を牽引してきたが、新型コロナウイルスの感染拡大が始まり、ツアーのなかでも外出制限やワクチン接種の有無などストレスのかかる生活になじめず、度々不満を爆発。しかし、世界ランクが降下しても、チャレンジャー大会などに毎週参戦し、徐々に上昇させてきている。

そんななか、今大会は母国フランスのツアー大会に出場。1回戦で元世界ランク1位のマレーと激突した。第1セットを落としたペールだったが、第2セットはタイブレークの接戦をものにしセットカウント1−1に追いつくと、ファイナルセットではファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得するなどマレーのブレークを1度に抑えた。

リターンゲームでは4度のチャンスを創出し、そのうち2度ブレークに成功。2時間39分の熱戦を制し逆転で白星をあげた。

2013年には準優勝を果たしている同大会。ペールは2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク144位のH・マヨ(フランス)と同じくワイルドカードで出場の同315位 L・プイユ(フランス)のどちらかと対戦する。

今大会の第1シードはH・ルーネ(デンマーク)、第2シードはA・ブブリク(カザフスタン)、第3シードはF・オジェ アリアシム(カナダ)、第4シードはB・チョリッチ(クロアチア)。上位4シードは1回戦免除のため2回戦から登場する。