前週大会での大坂なおみ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスの2月19日付WTA世界ランキングが更新され、大坂なおみは前週から461上げて286位に浮上。産休から復帰し結果を残した大坂に加え、怪我や調子を落とし順位を下げた選手が順位を上げたことから女子テニス協会のWTAは“復活”を今週のテーマとした。

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大坂は前週のカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)にスペシャルランキング(出産や負傷などによる長期離脱選手の救済制度)を使用し出場。1回戦でC・ガルシア(フランス)、2回戦でP・マルティッチ(クロアチア)をそれぞれストレートで破り3回戦進出を果たした。

3回戦では対戦相手のL・ツレンコ(ウクライナ)が試合前に棄権を発表。不戦勝ではあるものの出産から復帰した今シーズン初のツアー8強へ駒を進めた。準々決勝ではKa・プリスコバ(チェコ)との元世界ランク1位対決に。試合内容はほぼ互角だったが、接戦の末に2度のタイブレークを落とし敗退となった。

それでも大坂は前週までの43ポイントから215ポイントを加算し258ポイントと大きくジャンプアップ。世界ランクも461人抜きし、286位に浮上した。

その他、“復活”を遂げてランキングを上げた選手は次の通り。

・A・パブリュチェンコワ [+8、32位→24位]
同選手は2009年のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で17歳にしてWTA1000大会初の4強入り。それから15年が経過した前週のカタール・トータルエナジー・オープンではE・ルバキナ(カザフスタン)に敗れたもののベスト4進出を決めた。膝の手術からのカムバックを果たした32歳は約1年前は844位だったが今回、2022年5月以来のトップ30復帰を飾った。

・V・アザレンカ [+4、31位→27位]
34歳のアザレンカは今年1月29日付の世界ランキングで2022年10月以来のトップ30陥落。それでも前週のカタール・トータルエナジー・オープン準々決勝ではJ・オスタペンコ(ラトビア)に勝利し、3週間ですぐさまトップ30復帰を決めた。

・L・フェルナンデス(カナダ) [+5、38位→33位]
昨年7月、フェルナンデスは96位となり、トップ100のキープが危ぶまれていた。しかし、2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)準優勝者はそれ以来復活を遂げ順調にランキングを上げた。

昨年9月のグアダラハラ・オープン・アクロン(メキシコ/グアダラハラ、ハード、WTA1000)で8強入りすると続く10月の香港テニス・オープン(中国/香港、ハード、WTA250)で優勝を飾り2023年を締めくくった。前週はジェン・チンウェン(中国)を下しカタール・トータルエナジー・オープン8強入りを決めた。

・プリスコバ [+23、59位→36位]
前々週のトランシルバニア・オープン(ルーマニア/クルージュ・ナポカ、ハード、WTA250)で約4年ぶりのツアータイトルを獲得した31歳のプリスコバは翌日にドーハへ移動。移動とコンディションの変化をものともせず、準決勝まで勝ち上がり36位へ浮上。1月15日付世界ランキングで2014年5月ぶりにトップ50から陥落したがマッチ9連勝ですぐさまトップ50に返り咲いた。

・D・コリンズ(アメリカ) [+17、63位→46位]
全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)準優勝の経験を持つ30歳は現役最後のシーズンで新たな強さを発揮している。プリスコバと同様、コリンズもこの2週間はほとんど調子が上がらなかった。前々週のムバダラ・アブダビ・オープン(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500)準々決勝でルバキナに敗れた翌日にはドーハの予選に出場。本戦入りすると最終的には準々決勝に進出し、昨年10月以来のトップ50復帰を果たした。

・大坂なおみ [+461、747位→286位]
先週、大坂の産休からの復帰が勢いを増し始めた。元世界ランキング1位の26歳は復帰後の3大会でマッチ1勝しか挙げていなかったが、ドーハではガルシアやマルティッチに勝利し8強入り。大幅にランキングを上げた。

なお、今週からはドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)が19日に開幕を迎えている。

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