マイアミOPでのベレッティーニ
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男子テニスのハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250)は6日、シングルス準決勝が行われ、プロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を使用して出場している元世界ランク6位のM・ベレッティーニ(イタリア)が第7シードのM・ナヴォーネ(アルゼンチン)を6-7 (4-7), 6-3, 6-2の逆転で破り、2022年10月のテニス・ナポリ・カップ(イタリア/ナポリ、ハード、ATP250)以来となるツアー決勝進出を果たした。

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27歳で現在世界ランク135位のベレッティーニは昨年8月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で足首を負傷し途中棄権。その後のシーズンを欠場した。今シーズンに入ってもしばらくリハビリを行っていたが、3月のアリゾナ・テニス・クラシック(アメリカ/フェニックス、ハード、ATPチャレンジャー)で復帰を果たすと、いきなり準優勝という成績を残した。

その後、ツアー復帰戦となった先月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では初戦でA・マレー(イギリス)にフルセットの熱戦の末に敗退。

それでも今大会では、1回戦で第6シードのA・シェフチェンコ(カザフスタン)を下し今季ツアー初白星を飾ると、2回戦では同73位のJ・ムナル(スペイン)、準々決勝では第4シードのL・ソネゴ(イタリア)を下し4強入りした。

準決勝、ベレッティーニは第1セットこそ接戦の末にタイブレークを落とし追いかける展開となったが、第2・ファイナルセットではファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得するなどナヴォ―ネにブレークを許すことなく逆転。2時間42分の熱戦を制しタイトルに王手をかけた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはベレッティーニのコメントが掲載されている。

「3時間近くかかったからかなり疲れたけど、本当にうれしいよ。間違いなくこの1週間で最もタフな試合だったと思う。彼(ナヴォ―ネ)は本当にいいプレーをした。コンディションが大きく変わったからね。観客にもとても助けられた。応援は信じられないほど素晴らしかった。少し疲れたけど、明日の決勝に向けて興奮しすぎているよ(笑)」

2022年6月のシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)以来 約1年10ヵ月ぶり8度目のツアータイトル獲得がかかる決勝では世界ランク64位のR・カルバレス=バエナと対戦する。カルバレス=バエナは準決勝で同68位のP・コトフをストレートで下しての勝ち上がり。