マイアミOPでのシナー
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男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)に第2シードとして出場する世界ランク2位のJ・シナー(イタリア)は7日、大会開幕前の記者会見に登場。開幕から好調を維持しており、クレーコートでも「良い選手になれる自信がある」と明かした。

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22歳のシナーは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を制し自身初となる四大大会制覇を達成。その後2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)でも優勝を果たすと、先月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)準決勝でC・アルカラス(スペイン)に敗れるまでマッチ連勝を維持した。

そして前々週のマイアミ・オープンでは準決勝でD・メドベージェフ、決勝でG・ディミトロフ(ブルガリア)をいずれもストレートで下しタイトルを獲得。今季マッチ22勝1敗という圧倒的な成績を残しクレーコートシーズンに臨むこととなった。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシナーのコメントを掲載。開幕前の会見に登場し次のように語った。

「ハードコートからクレーコートへの移行という状況に、選手たちがどう対処するかはとても興味深い。最初の1週間はとてもタフで意外な結果になるかもしれないね。ハードコートでのプレーは本当に良かったし、クレーコートで何ができるかが見えてきた。去年はここでいいプレーができたけど、そのあとはうまくいかなかった。少し苦手なサーフェスなのでタフな戦いになるだろうね。でも、出場するのがとても楽しみだし、もっといい結果を出したいよ」

ツアータイトルを通算13度掲げているシナーはクレーコートでの優勝は2022年のクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)のみ。それでもクレーコートではマッチ通算8勝3敗を記録しており、昨年のロレックス・モンテカルロ・マスターズでは4強入りしている。

クレーコートについてシナーは「僕が快適に感じるサーフェスではないね。ハードコートの方が快適に感じるよ。でも、それは僕がクレーコートで良い選手ではないという意味ではない。グランドスラムで初めて8強入りしたのは全仏オープンだった。ローマでもベスト8に進出したしね。去年はクレーコートでベストなシーズンを過ごせなかったけど、今年はそれを変えることができればと願っている」と語った。

「クレーコートでも良い選手になれる自信はある。それには時間がかかる。14歳から20歳まではクレーコートでたくさん練習してきたけど、今はほとんどがハードコートだからプレーする機会が少し減ったんだ。でも、ここに来ることができてとても興奮しているよ」

「この大会は本当に好きなんだ。観客もイタリア人が多くて、いつもとてもいい雰囲気だよ。素晴らしい大会になるだろうね。ここでプレーするのが大好きだし、クレーコートでプレーするのも大好きなんだ。特別な大会だから、いいプレーができるといいね」

今大会、上位8シードは1回戦免除のため初戦が2回戦となるシナーは世界ランク27位のS・コルダ(アメリカ)と同29位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)のどちらかと対戦する。