チチパス一家(後方左から)弟、母、父
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス決勝が行われ、第12シードのS・チチパス(ギリシャ)が第8シードのC・ルード(ノルウェー)を6-1, 6-4のストレートで破り、今季初優勝を果たすとともに2022年以来2年ぶり3度目の大会制覇を成し遂げた。チチパスの父親でありコーチを務めるアポストロス・チチパスは今回の結果に関し「すべての若者がそうであるように、彼らは人生を信じる必要がある。そのために僕らはここにいるんだ」と語った。

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2021年と2022年に2連覇を飾っている世界ランク12位のチチパスは1回戦で世界ランク34位のL・ジェレ(セルビア)、2回戦で同31位のT・M・エチェベリー(アルゼンチン)、3回戦で第5シードのA・ズベレフ(ドイツ)、準々決勝で第15シードのK・ハチャノフ、準決勝で第2シードのJ・シナー(イタリア)を破るなどクレーを得意とする選手や世界ランク上位の選手を次々撃破した。

決勝戦、チチパスは第3ゲームで先にブレークに成功。直後の第4ゲームで3度のブレークポイントを凌ぐとその後は大事な場面でミスが目立ったルードに畳みかけ怒涛の6ゲーム連取。最後の第7ゲームでは2度目のセットポイントとなるブレークチャンスを握るとルードがダブルフォルトを犯し、チチパスが第1セットを先取する。

続く第2セット、5度のブレークポイントを握られたチチパスだがベースライン後方で構えるルードに対しサーブ&ボレーでポイントを重ね全て凌ぐ。すると第10ゲーム、ルードのミスもありマッチポイントとなるブレークチャンスを握ったチチパス。最後はフォアハンドウイナーを沈め、1時間36分で優勝を決めた。

チチパスがツアー大会で優勝するのは昨年8月のミフェル・テニス・オープン by テルセル・オッポ(メキシコ/ロスカボス、ハード、ATP250)以来 約8か月ぶりであり、今回で通算11個目のタイトルとなった。

今シーズンは長らくキープしていた世界ランクトップ10の座から陥落し12位に降下。マッチ勝利数も今大会前で11勝6敗と振るわなかった。それでも今大会はしなーやズベレフなど強敵を次々撃破。セットを失ったのは準決勝のシナー戦のみという力を見せた。

優勝後、男子プロテニス協会のATP公式サイトにはチチパスの父親でありコーチのアポストロスのコメントが掲載された。

「息子(チチパス)がこのレベルでプレーできる力を持っていることを疑ったことはないよ。ステファノスはドリーマーだ。彼はまだ魂も心も若い。すべての若者がそうであるように、彼らは人生を信じる必要がある。そのために僕らはここにいるんだ」

「毎日、ポジティブなエネルギーで目覚めなければならない。タフな1週間を過ごした後、これらの困難や障害を乗り越えたとき、僕らはこのレベルでプレーすることの意味をよく知っている。何とか成功させ、ベストを尽くしたという満足感は間違いなくある。それが実感だ」

「コーチングの観点からは、今大会は彼のベスト・トーナメントのひとつだった。クレーコートでは、彼のベストのレベルだったよ。テニスで言うところの『ゾーン』に入っている瞬間が何度かあった。今後もステファノスの素晴らしいテニスが見られることを期待しているよ。それは彼が良い状態にあることを示している。フレッシュな状態で、最高のパフォーマンスでローラン・ギャロスに臨めることを期待しているよ」

今後チチパスは15日に開幕するバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)に第5シードとして出場する。

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