ベスト8で敗戦も、目標は全仏と語ったナダル

現地5月6日、ATPマスターズ1000「ムチュア・マドリード・オープン」(5月1日〜8日/スペイン・マドリード)シングルス準々決勝、第3シードのラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク4位)は第7シードのカルロス・アルカラス(スペイン/同9位)に2-6、6-1、3-6で敗戦。試合後の記者会見では、アルカラスを祝福したうえで、「唯一の夢は、パリで健康で体力的にも十分な状態であり、可能な限り高いレベルで戦えること」と目標は先にあると語った。



「まず彼(アルカラス)におめでとうと言いたい。彼は19歳で私は(6月3日で)36歳、バトンタッチということだよ。彼は試合のいくつかの面で私よりも優れていた。そして私は改善する必要がある。(5月22日開幕の全仏オープンまでの)2週間半、改善を続けて安心感を持てるところまでいこうと今取り組んでいるところ。その点では、消化しやすい敗戦だと言える」と語ったナダル。

今シーズン、まず全豪オープンで男子史上最多21度目のグランドスラム優勝を成し遂げたナダルは、その後も白星を重ねて、シーズン開幕から20連勝。ATPマスターズ1000インディアンウェルズ大会の決勝では、テイラー・フリッツ(アメリカ/同13位)に敗れたものの、3大会連続優勝を果たした。
しかし、そのインディアンウェルズで肋骨を疲労骨折。6週間休養して、復帰戦となった今大会はベスト8という結果になった。

「ツアーから1ヵ月と3週間、離れていて、何の準備もなくここに来たわけだから、当たり前だが最悪な気分になる瞬間のほうが多い。それはキャリアの中で、何度も経験してきたことだよ。ポジティブなのは、2勝したこと。正直、2週間後に自分がどうなっているかは考えていないんだ。ただ、自分の道を進むだけ。数週間後のパリに向けて、練習をするだけだよ。唯一の夢は、パリで健康で体力的にも十分な状態であり、可能な限り高いレベルで戦えることなんだ。あの大会は私のキャリアの中で何度もいいプレーをしてきたし、よく分かっている」と、しっかり練習をして、いい形で全仏オープンを迎えたいと語っている。

13度の優勝を果たしている全仏オープンに向けて、最善を尽くすというナダル。果たして、どんなコンディションで臨むことになるだろうか。

著者:Tennis Classic 編集部