ATP、WTAは、どんな決定を下すのか?

5月19日、イギリス「BBC」は、ウィンブルドンが決めたロシア・ベラルーシ両国選手のエントリー拒否などについて、ATP、WTAは今後数日以内に何らかの決定を下す見込みと報じた。



4月26日、ウィンブルドンはウクライナへの侵攻をめぐって、ロシアとベラルーシ選手の出場禁止を発表。さらに、イギリスのLTA(ローンテニス協会)もこれに追随し、同大会前哨戦にあたるATPとWTAのツアー大会も出場禁止とした。

これに対して世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)やラファエル・ナダル(スペイン/同5位)ら多くの選手が反発。今月初め、ナダルはロシアとベラルーシ選手の扱いについて「不公平だ」と意見を述べている。

そういった流れの中で、ATP選手評議会は、出場禁止にされた両国選手が不公平とならないように、ウィンブルドンとその前哨戦をATPポイントを付与しないエキジビションマッチにすることを要求。前週開催されていた「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/ATPマスターズ1000・WTA1000)の舞台裏でウィンブルドンとATPが協議しているようだと海外メディアが報じていた。

現時点では未発表ながら、BBCは「WTAも、ATPに続いて、来月開催されるイギリスでのグラス(芝)コート大会でのランキングポイント付与を決定した」とウィンブルドン以外のツアーではポイントが付与されると報じている。

また、イギリス「ローンテニス協会(LTA)」CEOを務めるスコット・ロイド氏は、BBCに対して「非常に複雑な問題であり、さまざまな意見があることは認識しているが、この国の状況やウクライナに対する国民の感情を考えると、正しい判断をしたと思っている」と改めて語っているという。

著者:Tennis Classic 編集部