西岡良仁は世界1位ジョコビッチ、ダニエル太郎は世界209位バレールと対戦

5月22日に開幕する「全仏オープン」(フランス・パリ)の男女シングルス組み合わせ抽選会が、19日に行われた。日本人男子では、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク94位)が第1シードで前年覇者のノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)と、ダニエル太郎(エイブル/同105位)がワイルドカード(主催者推薦)で出場のグレゴワール・バレール(フランス/同209位)と1回戦を戦うこととなった。



5年連続6度目の全仏オープン本戦出場となる西岡は、初戦でなんと21度目のグランドスラム制覇を狙うジョコビッチと激突。過去2度の対戦があるが、いずれもジョコビッチがストレート勝利を飾っている。

今シーズン、新型コロナウイルスのワクチン接種問題で全豪オープンを欠場したジョコビッチは、2月のATP500ドバイで今季初戦を迎えた。その後、ワクチン未接種のためアメリカに入国できずATPマスターズ1000インディアンウェルズ、マイアミを欠場。1ヵ月半ぶりの実戦となったクレーコート・シーズン初戦ではフィジカル面で不安を見せた。だが、試合数を重ねるごとにジョコビッチのプレーの質が上がると、ATPマスターズ1000ローマでは3人のトップ10選手を破って、今季最初のタイトルを手にしている。

対する西岡は、全豪オープン後に行われたチャレンジャー大会で調子を取り戻すと、2月のATP500アカプルコでベスト8、3月のATPマスターズ1000マイアミで3回戦進出を果たし、再びトップ100へ浮上。クレーコート・シーズンで勝ち星を重ねることはできていないが、世界1位を相手にどのようなテニスを見せてくれるだろうか。

また、2年連続6度目の全仏オープン本戦出場となるダニエルは、地元フランスのバレールと対戦。

今年1月の全豪オープンで自身初となるグランドスラム3回戦に進んだダニエルは、その後もツアー大会で予選を勝ち抜いており、4月のATP250ベオグラードでベスト8入り。全仏オープンでの最高成績となっている2016年、2017年の2回戦越えに期待がかかる。

上位シードは、第1シードにジョコビッチ、第2シードにダニール・メドベデフ(同2位)、第3シードにアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)、第4シードにステファノス・チチパス(ギリシャ/同4位)。

第5シードで14度目の全仏制覇を狙う“クレーキング”ラファエル・ナダル(スペイン/同5位)は、ジョコビッチと同じトップハーフに入り、それぞれが勝ち上がれば準々決勝で対戦の可能性がある。また、すでに今季4勝を挙げている19歳、カルロス・アルカラス(スペイン/同6位)も第6シードとしてトップハーフに入り、上位シードが勝ち上がれば準々決勝でズベレフと対戦する組み合わせとなった。

著者:Tennis Classic 編集部