ジョコビッチにプレッシャーをかけた西岡だったが…

現地5月23日、「全仏オープン」2日目、男子シングルス1回戦、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク94位)は、前年覇者の第1シード、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)と対戦。3-6、1-6、0-6で敗れた。



21度目のグランドスラム制覇を狙うジョコビッチと過去2度対戦がある西岡だが、いずれもストレート負け。2020年には「ジョコビッチに勝つために何が必要か、何を強化すべきかを結構考えている。2年後か3年後、勝てるかもしれないと思う」と西岡は語っている。

試合はジョコビッチのサービスからスタート。角度を使って動かしてくるジョコビッチに対して、西岡は粘利を見せるといきなりブレークチャンスを迎える。しかし、ここは21本のラリーの末に凌がれてしまう。西岡は、さらに2本のチャンスを作ったが、あと1本が奪えず。16ポイントの末にキープされる。続くサービスゲーム、西岡もキープに成功。ブレークこそできなかったが上々の立ち上がりとなる。

フォアハンドでは高い軌道のボールを、バックハンドでは低く速いショットを放ち、ジョコビッチと対等にラリーを展開する西岡。その奮闘に、観客からも拍手が送られる。
高い集中力をキープしてプレーを続ける西岡だったが、第6ゲーム、30オールで放ったバックハンドがオーバーとなり、ブレークポイントを迎える。ここで痛恨のダブルフォールト。先にブレークを許す。
その後、2-5で迎えたサービスゲーム、セットポイントとなるブレークポイントを凌いでキープし、望みをつないだ西岡だったが、ブレークバックのチャンスは作れず。3-6でセットを先取される。セットを落とした西岡だが、このセット、西岡はアンフォーストエラー10本でウィナーが8本、ストロークではジョコビッチ(45ポイント)を凌ぐ46ポイントを奪っている。

第2セット第1ゲーム、西岡は左右、前へと揺さぶりをかけられてピンチを迎えると、ジョコビッチがここでドロップショット。西岡は反応したのだが、さらに良いコースに返球されて返すことができず。いきなりブレークを許す。それでも西岡は集中力を切らさず。続くゲームでジョコビッチのミスを引き出してブレークバックのチャンスを作る。しかし、センターへのサービスエースで凌がれてしまう。チャンスを作っても、あと1本が奪えない。第3ゲーム、3本のブレークポイントを凌いだ西岡だったが、ここでブレークを許すと第5ゲームでもサービスを破られてしまう。第6ゲーム、西岡はジョコビッチからブレークに成功したものの、直後のゲームをブレークされて1-6で第2セットも落とす。

第3セットに入っても、西岡は集中力を保って素晴らしいポイントも奪うが、重要なポイントはジョコビッチが許さない。
第2ゲームでサービスを破られた直後、30-40とブレークバックのチャンスを迎えるが、あと1本を奪うことができず。第4ゲームでも、なんとか4本のブレークポイントを凌いだものの、5本目を奪われてブレークされて0-4とされる。結局、このセット、西岡がキープすることができず、0-6。善戦を見せたものの、3度目の対戦もストレートで敗戦となった。



■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート




著者:Tennis Classic 編集部