ラドゥカヌ、ポジションを下げられて良さを出せず

5月25日、「全仏オープン」女子シングルス2回戦、昨年のUSオープンでノーシードから優勝を果たした19歳、第12シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス/同12位)は、アリグザンドラ・サスノビッチ(同47位)と対戦し、6-3、1-6、1-6の逆転負け。初の全仏オープンは2回戦敗退となった。



第1セットは、互いにキープからスタート。第4ゲーム、ラドゥカヌのサービスゲームはロングゲームに。角度をつけて動かしてくるサスのビッチに対して、なんとか食らいついていくラドゥカヌ。10分超、16ポイントに及ぶゲームとなったが、2本のブレークポイントを凌いでラドゥカヌがキープに成功する。ここからラドゥカヌのショットが良くなっていくと、続く第5ゲームでブレークに成功。第9ゲームでもブレークして、6-3でセットを先取した。

第2セットは流れがガラリと変わる。アングルショットで走らせてミスを引き出すサスノビッチのショットが冴えて、第1ゲームでブレークすると、第3、第7ゲームとブレークに成功。今度はサスノビッチが6-1で取り返す。

第3セット、一進一退の攻防に。第2ゲーム、先にサスノビッチがチャンスを握ったが、あと1本が奪えず。すると続く第3ゲームで、今度はラドゥカヌにブレークチャンスがやって来る。しかし5度のチャンスも、サスノビッチがことごとく凌いで20ポイントの末にキープする。この影響があったか、続く第4ゲームでラドゥカヌは30-40とピンチを招くと、続くポイントでフレームショットが出てミス。先にブレークを許す。

スピンサーブで後ろに下げられ、ポジションを上げる前にドロップショットを決められるラドゥカヌ。本来の早いテンポのテニスができないまま、第6ゲームでもブレークを許して万事休す。第7ゲームを落ち着いてキープしたサスノビッチが逆転勝利を収めた

この試合、サスノビッチのアンフォーストエラーは24本。ラドゥカヌより9本少ない数だったが、ウィナーはなんと45本とラリー戦で優位に立った(ラドゥカヌはウィナー17本)。

7度目の全仏オープンで初の3回戦進出を決めたサスノビッチは、3回戦で第21シードのアンゲリーク・ケルバー(ドイツ/同17位)とエルサ・ジャクモ(フランス/同215位)の勝者と対戦する。


■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート



著者:Tennis Classic 編集部