シモン、フランス選手として3人目のツアー通算500勝

現地5月26日、「全仏オープン」男子シングルス2回戦が行われ、今シーズン限りでの引退を表明している元世界ランク6位のジル・シモン(フランス/世界ランク158位)は、スティーブ・ジョンソン(アメリカ/同92位)を7-5、6-1、7-6(6)で下し、同大会4年ぶりの3回戦進出。現役選手では11人目となるツアー通算500勝を達成した。



今シーズン限りでの引退を表明している37歳のシモンにとって、最後の全仏オープン。どのような勇姿を見せてくれるのか、大勢の地元ファンがセンターコート「コート・フィリップ・シャトリエ」に足を運んだ。

シモンは1回戦で、第16シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン/同18位)に6-4、6-4、4-6、1-6、6-4とフルセットで勝利。ツアー通算499勝目を挙げて、勝ち上がった。

この日の相手、ジョンソンとは、2度目の対戦。2014年の「楽天ジャパンオープン」準々決勝で対戦した際には、シモンが7-6(4)、6-1で下している。

試合序盤、ジョンソンに左右へ振られ、ゆったりしたペースのストローク戦となって、シモンはポイントを奪えず。第1、第3ゲームでブレークを許し、0-3となる。だが、すぐさま切り替えたシモンは、テンポの速い仕掛けでジョンソンを崩していくと、4ゲームを連取。シモンらしいカウンターショットも出てくると、ジョンソンも焦りからミスが増え、第12ゲームでブレークして7-5でセットを奪う。

続く第2セットも、シモンは相手の動きを見て、ラリー戦でペースを握ると、幅広い攻撃パターンでジョンソンを圧倒。6-1でセットを取ると、第3セットでもジョンソンの追い上げを振り切って、タイブレークを制して7-6(6)。2018年大会以来、同大会4年ぶりの3回戦に進出を果たした。

また、この日の勝利で現役選手としては、11人目となるツアー通算500勝を達成。フランス人選手としては、リシャール・ガスケ(同70位/574勝)、ガエル・モンフィス(同22位/523勝)に次ぐ、歴代3人目の大台突破となった。

3回戦でシモンは、第20シードのマリン・チリッチ(クロアチア/同23位)と対戦。チリッチは、2回戦でマートン・フクソービッチ(ハンガリー/同57位)を4-6、6-4、6-2、6-3で下している。

<ツアー通算500勝を達成している現役選手>
ロジャー・フェデラー(スイス/1251勝275敗)
ラファエル・ナダル(スペイン/1053勝212敗)
ノバク・ジョコビッチ(セルビア/1003勝203敗)
アンディ・マレー(イギリス/703勝222敗)
リシャール・ガスケ(フランス/574勝356敗)
マリン・チリッチ(クロアチア/564勝317敗)
フェルナンド・ベルダスコ(スペイン/558勝437敗)
スタン・ワウリンカ(スイス/535勝312敗)
ガエル・モンフィス(フランス/523勝301敗)
フェリシアーノ・ロペス(スペイン/503勝480敗)
ジル・シモン(フランス/500勝390敗)

■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート



著者:Tennis Classic 編集部