国枝慎吾/フェルナンデスが、東京パラ金メダルペアに勝利

6月3日、「全仏オープン」車いすテニス男子ダブルス準決勝が行われ、国枝慎吾(ユニクロ/ダブルス世界ランク7位)/グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン/同5位)は、第2シードでフランスペアのステファン・ウデ(同3位)/ニコラス・パイファー(同4位)と対戦。7-6(0)、6-1で下し、決勝進出を果たした。



東京パラリンピック金メダルペアであるウデ/パイファーとの対戦となった国枝/フェルナンデス。白熱した戦いとなった。

第1ゲームでブレークを許した国枝/フェルナンデスだったが、第2ゲームも40-40となりディサイディングポイントでフェルナンデスがバックハンドウィナーを放ち、ブレークバックに成功。互いに一歩も譲らない。

ウデ/パイファーは、ストロークで左右に揺さぶり最後は前で決めてくるプレーを多用。深いボール、角度のあるショットでベースラインにとどめておきたい国枝/フェルナンデスだったが、5-4で迎えた2本のセットポイントを逃すと、続く第10ゲームでブレークを許してしまう。

それでも5-6の15-15ではフェルナンデスがコートサイドのフェンスにぶつかりながらなんとか返球。国枝も厳しいボールに食らいついて繋げると、最後はウデがボレーミス。気迫のこもったプレーでポイントを奪うと、4度目のブレークに成功して土壇場で追いつく。これで勢いに乗った国枝/フェルナンデスは、タイブレークで相手に1ポイントも与えず、7連続ポイント。第1セットを取りきった。

地元フランスペアへの応援が増す中、第2セットは先にリードを奪って試合を優位に進めた国枝/フェルナンデス。6-1で締めて、同ペアはグランドスラム3大会連続で決勝進出を果たした。

国枝にとって、全仏オープンダブルス決勝は2年ぶり10度目。シングルスでも決勝進出を果たしており、ダブルスのパートナーでもあるフェルナンデスと決勝を戦うことが決まっている。単複で優勝となれば2015年大会以来、7年ぶりのこととなる。

決勝では、グランドスラムで9大会連続優勝しているイギリスペア、アルフィー・ヒュウェット(同2位)/ゴードン・リード(同1位)と対戦する。

■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート



著者:Tennis Classic 編集部