ヒュウェットを抜き、再び世界No.1となった国枝

6月13日、ITF(国際テニス連盟)は、車いすテニス男子シングルスで世界ランク1位に返り咲いた国枝慎吾(ユニクロ)をオフィシャルサイトで特集。その中で、昨年のUSオープンのあとモチベーションを失っていたという国枝は、「全豪オープン決勝でとても良いプレーができ、“もっとできることがある”と認識している」とやる気を取り戻していると語った。



全仏オープンの男子シングルスでは、決勝でグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン/同3位)と対戦。最終セットで先にブレークを許しながら、見事巻き返して6-2、5-7、7-5で勝利し、通算48度目のグランドスラム制覇(うちダブルス21勝)を成し遂げた国枝。続けて前週は、ITFユニクロ車いすテニスツアーのスーパーシリーズ*1「フレンチ・リビエラ・オープン」に出場すると、またもシングルス決勝でフェルナンデスを下して優勝を果たし、昨日更新された世界ランキングで1位に返り咲いた。

昨年のUSオープン、今年の全豪オープン、そして全仏オープンとグランドスラムと3大会連続優勝を果たしている国枝は、「USオープンのあと、実はモチベーションを失っていたんだ。でも、全豪オープン決勝でとても良いプレーができ、“もっとできることがある”と認識しているんだ。だから、今はテニスのこと、つまり自分の内面に集中している。テニスのことだけを考えているんだ」と全豪オープン決勝をきっかけにモチベーションを取り戻しているとITFに対して語っている。

全仏オープン期間中の5月30日には、「ITFワールドチャンピオンズ・アワード」*2に出席し、9度目となるトロフィーを授与された国枝。38歳となるが、衰えを見せないスーパースターの今後の活躍も楽しみである。

*1:グランドスラムに次ぐグレードで、ジャパンオープン(飯塚国際車いすテニス大会)と同じグレード
*2:前年のワールドチャンピオンを表彰するセレモニー

著者:Tennis Classic 編集部