USオープン、ロシアとベラルーシ選手の出場を許可

6月14日、USTA(全米テニス協会)は、8月29日に開幕するUSオープンにロシアとベラルーシ選手が中立の立場で出場できることを発表した。



今月27日に開幕するウィンブルドンは、今なお続くロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシアとベラルーシ選手の出場を認めず。イギリスのLTA(ローンテニス協会)もこれに追随し、同国内で行われるATP(男子プロテニス協会)とWTA(女子テニス協会)のツアー大会へのエントリーを拒否している。

これに選手が「不公平だ」と反発。ATPとWTAも「国籍に基づく差別は、合意違反である」とし、ランキングポイントを付与しないことを決断していた。

そして、今回のUSTAの判断は、「国籍を問わず、資格のあるすべての選手に2022年USオープンへの出場を許可する予定」と発表。

また、「ロシアによるウクライナへの不当な侵攻を以前から非難しており、今後もそれを続けていく」とした上で、3月にITF(国際テニス連盟)およびATP、WTA、4つのグランドスラムが発表したように、「ロシアとベラルーシの選手が団体競技以外でプレーする際には、中立の立場でプレーすることを支持する」と、これまで通り国名・国旗の使用を中止するとした。

これにより、昨年大会において年間グランドスラムのかかるノバク・ジョコビッチ(セルビア)を下し、グランドスラム初優勝を果たした世界ランク1位のダニール・メドベデフが、連覇をかけて出場することが可能となった。

著者:Tennis Classic 編集部