エキジビションマッチで快勝したナダル

6月22日、エキジビションイベント「ジョルジオ・アルマーニ・テニスクラシック」(イギリス・ハーリンガム)で、世界ランク4位のラファエル・ナダル(スペイン)とスタン・ワウリンカ(スイス/同265位)が対戦。左足の問題を感じさせないプレーで、ナダルが芝コート初戦を6-2、6-3で勝利した。



試合は、ナダルのサービスからスタート。ラブゲームでキープすると、続くリターンゲーム、両手バックでウィナー、リターンエースを決めて30-40とすると、ワウリンカのバック側に滑るバックハンド・スライスを集め、ミスを引き出してブレークに成功する。

その後も、着実にキープしていくナダル。第6ゲームもブレークして、サービング・フォー・ザ・セット、フォアハンドにミスが出てブレークを許す。それでも続くゲームで40-15からブレークに成功。6-2で第1セットを先取した。

第2セットはより拮抗した展開に。ナダルは第1ゲーム、サーブが入らず0-40とピンチを迎えたものの、ここから5連続ポイント。キープすると、リターンゲームではプレッシャーをかけ続け、第4ゲームでブレークに成功。3-1とする。

続く第5ゲーム、ワウリンカが思い切りの良いバックハンドでポイントをリードして、ブレークバックに成功。ミスも続いたナダルだったが、直後のゲームでまたもブレーク。1ブレークアップをキープして6-3で締めた。

ナダルは試合後、「パンデミック、昨年はケガもあって芝でプレーできなかったから、今日ここでプレーできたことに興奮しているよ。ハーリンガムでのプレーはいつも楽しみで戻ってこられたのは特別なことだよ。ウィンブルドンが始まる前に何試合かプレーできるのはプラスになることなんだ。昔はよくクィーンズでプレーしていたけど、もう年を取っているし、そんなに多くの試合をこなすことはできない。だから、ウィンブルドンが始まる前に、ここで何試合かプレーすることが大事なんだ」と語ったと地元新聞が伝えている。ナダルは現地24日に、フィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同9位)とも対戦する予定。

また、ワウリンカは「彼がどう感じているのかはわからないけど、普通のラファに見えるよ。コンディションも良くなってきていると言っていたしね。彼がグランドスラムに出場する時は、常に優勝候補の一角だ。全豪、全仏と、前哨戦ではあまりプレーをせずに優勝しているし、自信も持っていると思う」とナダルが戦える状態にあると思うと語っている。

なお、もう1試合では、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/同3位)がオジェ・アリアシムを6-2、6-1で下している。


著者:Tennis Classic 編集部