抜群の安定感で準決勝進出を決めたハレプ

7月6日、ウィンブルドン女子シングルス準々決勝、第16シードのシモーナ・ハレプ(ルーマニア/世界ランク18位)は第20シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ/同25位)と対戦。6-2、6-4とストレートで快勝し、優勝した2019年大会以来となる3度目の準決勝進出を決めた。試合後のオンコート・インタビューでは「今日もベストなテニスができたと思う。次も自分を信じないとね」と笑顔で語った。



2019年大会女王のハレプは、ここまですべてストレート勝利。4回戦では第4シードのパウラ・バドサ(スペイン/同4位)を下し、「これが自分のプレーだと実感できている」と自信を取り戻している。初の準々決勝進出を決めたアニシモワ(アメリカ/同25位)は攻撃的なプレーが特徴。対戦成績はハレプの2勝1敗となっている。

先にブレークしたのはハレプ。第1セット第3ゲーム、30-40とするとアニシモワのミスを引き出してブレークに成功する。早めにブレークバックしたいアニシモワは、躊躇せずに次々とダウン・ザ・ラインを狙って崩しにかかるが、ハレプが簡単にポイントは奪わせない。第5ゲームでもブレークしたハレプは、続くサービスゲームでピンチを迎えたもののキープに成功。そのまま、6-2でセットを先取する。

第2セット第3ゲーム、アニシモワはドロップショットなどで揺さぶりをかけようとするが、先にミスが出る展開でブレークされてしまう。強打が決まらず、後に下がったハレプを見てドロップショットを放つとミスといった厳しい展開が続くアニシモワは、第5ゲームでもブレークされてしまう。

1-5で迎えたサービスゲーム前、観客からの声援を受けたアニシモワ。このゲームは、サーブ、ショット共に素晴らしいコースに決まってキープし流れを引き寄せる。続くハレプのサービング・フォー・ザ・マッチ、強打が決まってブレークに成功すると、続くゲームもキープして3ゲーム連取して4-5に。

ハレプの2度目のサービング・フォー・ザ・マッチも、アニシモワの強打が続き15-40とチャンスを迎える。しかし、勢いもここまでだった。確実にファーストサーブを入れてマッチポイントを握ると、最後はアニシモワのバックハンドがオーバー。準決勝進出を決めた。

ハレプはオンコート・インタビューで「また準決勝で戦えるというのは非常にうれしい。今はとても感情的になっている。彼女はタフな相手、どうなるかわからないと思っていたけど、足を使って頑張ったわ。今日もベストなテニスができたと思う。次も自分を信じないとね。観客の皆さんからエネルギーをもらっているし、自信があるわ。皆さん、応援ありがとう」と語っている。

続く準決勝、ハレプは、第17シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン/世界ランク23位)対アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア/同44位)の勝者と対戦する。


■ウィンブルドン2022
[THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程/2022年6月27日(月)〜7月10日(日)
・開催地/イギリス・ウィンブルドン:オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額/4,035万ポンド(66億6,160万円)
・男女シングルス優勝賞金/200万ポンド(3億3,030万円)
・サーフェス/グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定/WOWOW、NHK



著者:Tennis Classic 編集部