リバキナが粘るトムヤノビッチに逆転勝ちでベスト4

現地7月6日、ウィンブルドン女子シングルス準々決勝が行われ、第17シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン/世界ランク23位)がアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア/同44位)を4-6、6-2、6-3の逆転で下し、自身初のグランドスラム4強入り。「心の中は感情で溢れている」と勝利を喜びつつも、「今日のことは忘れて次の準備をする」と語った。



今大会、リバキナは接戦ではあるものの初戦から全試合ストレート勝ちで1セットも落とさず好調を維持。一方のトムヤノビッチは、3回戦でバルボラ・クレチコワ(チェコ/同14位)、4回戦でアリーゼ・コルネ(フランス/同37位)を1セットダウンから逆転勝ちを収め、昨年に続いて準々決勝にコマを進めている。

両者は、2021年のWTA1000マドリード大会で対戦しており、リバキナが6-4、6-0で勝利している。

第1セット、リバキナは鋭いストロークで攻めたてる。一方、トムヤノビッチは左右に走らされながらもスライスも交えて粘る。その中、リバキナが先にミスをしてしまい、ブレークを許してトムヤノビッチが6-4で奪った。

だが、第2セット以降はトムヤノビッチのミスが増加。リバキナの強烈なストロークに苦しめられる。3度のブレークに成功し、第2セットを6-2で奪ったリバキナは、完全に息を吹き返し、最終セットも先にリードを奪って一気に5-1に。

サービング・フォー・ザ・マッチとなった第7ゲームではトムヤノビッチに1つ返されたが、5-3での第9ゲームはすべてサーブポイント、最後はエースを決めて、自身初となるグランドスラム4強入りを果たした。

試合後、リバキナは「いい試合だった。体調は万全ではなかったし、準備も十分ではなかった。でも、全体としてはベストを尽くせたと思う」と勝てたことを喜んだ。

また、勝利の瞬間は左手で小さくガッツポーズをし、微かに笑みを浮かべただけのリバキナ。「私はとても冷静な人間で、感情を表に出さない。いつもこうなの。もちろん、心の中は感情で溢れているわ。ただ、明日試合があるから集中し、今日のことはもう忘れて、次の試合の準備をし続けようと思う」と、すぐさま準決勝へ目を向けた。

その準決勝は、過去1勝2敗としている第16シードのシモーナ・ハレプ(ルーマニア/同18位)と対戦。「スコアがどうであれ、自分のゲームとプランに集中し続けること。安定し、自信を持ってプレーすることが大切ね」と、自分のテニスを貫き通したいと語った。

■ウィンブルドン2022 [THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程/2022年6月27日(月)〜7月10日(日)
・開催地/イギリス・ウィンブルドン:オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額/4035万ポンド(66億6160万円)
・男女シングルス優勝賞金/200万ポンド(3億3030万円)
・サーフェス/グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定/WOWOW、NHK



著者:Tennis Classic 編集部