マレー「自分のキャリアが終わりに近づいていることは自覚している」

現地7月12日、「インフォシス・ホール・オブ・フェイム・オープン」(アメリカ・ニューポート/ATP250)にアンディ・マレー(イギリス/世界ランク52位)が、16年ぶりに出場。シングルス1回戦でサム・クエリー(アメリカ/同281位)を6-2、6-0で下し、2回戦進出を決めた。



ウィンブルドンでは、2回戦でジョン・イズナー(アメリカ/同22位)に敗れたマレー。今大会は2006年以来の出場で、6月のATP250シュツットガルト大会に続いて、母国イギリス以外の芝コート大会では4度目となる。

その初戦、ワイルドカード(主催者推薦)で出場し第6シードのマレーは、過去7勝2敗としているクエリーと5年ぶりに対戦。

強風が吹く中行われたこの日の試合、立ち上がりの第1ゲームでブレークを許したが、直後のゲームでクエリーのサーブに食らいつき、ブレークバックに成功する。その後、互いにサービスキープして迎えた第6ゲーム、リードを奪ったマレー。ミスのないストロークで第8ゲームもブレークし、6-2で第1セットを先取する。続く第2セットもクエリーを圧倒。3度のブレークで、第1セット途中から10ゲームを連取し快勝した。

試合後、マレーは「今日はテニスをするには最悪のコンディションだったね。風が強く、難しいコンディションだったから見ていて楽しいテニスではなかったのは残念だけど、このコンディションの中でできる限りのことはしたつもりだよ」とコメント。試合を通して、76%のファーストサーブ確率だったマレーは、そのうち68%でポイントを獲得し、セカンドサーブでも70%という安定したサービスゲームを披露した。

また、「この4、5年は怪我に悩まされてきた。でも、自分のキャリアが終わりに近づいていることは自覚しているから、今できる試合や大会を最大限に生かすようにしているよ」とも述べ、今年最後のグランドスラムであるUSオープンに向けているという。

現在、世界52位のマレーは「ここ数ヵ月は良いプレーができているけど、大きな大会でシードを獲得することが重要。だから、そのためにベストを尽くすし、あと1試合とここでいいプレーができるように頑張りたい」と、ランキングを少しでも上げられるようにしたいと語った。

マレーは2回戦でワイルドカードのマックス・パーセル(オーストラリア/同202位)と対戦する。

著者:Tennis Classic 編集部