メインドロー入り決定は西岡良仁と大坂なおみのみに

7月21日、USオープンは男女シングルスのエントリーリストを発表した。日本人男子は西岡良仁(ミキハウス/世界ランク97位)、女子は大坂なおみ(フリー/同38位)が本戦ストレートイン。股関節の怪我からカムバックを目指す錦織圭(ユニクロ/同158位)は、プロテクトランキング*を使わず現状ではオルタネイト(補欠)となっている。



男子エントリーリストのトップ3は、前年王者のダニール・メドベデフ(同1位)、続いて右足首の故障から復帰を目指すアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同2位)、ラファエル・ナダル(スペイン/同3位)。昨年準優勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア/同7位)も、エントリーはしているものの、アメリカ入国に必要な新型コロナウイルスのワクチン接種を受けていないため、現状では出場することは不可能である。

そのほかプロテクトランキングを使ってスタン・ワウリンカ(スイス/同290位)、ボルナ・チョリッチ(クロアチア/同183位)もエントリーとなっている。気になるのは、2020年大会王者のドミニク・ティエム(オーストリア/同274位)の名前がないこと。ワイルドカード(主催者推薦)での出場となるのだろうか。

男子シングルスの本戦ストレートインは世界ランク101位までとなっており、日本人選手では世界ランク97位の西岡のみ。錦織はプロテクトランキングを使用すれば本戦から出場できるはずだが、今大会で使用せずオルタネイトに。予選からの出場となれば、2010年USオープン以来12年ぶりとなるが、その予選が行われる日程は、錦織がワイルドカードを受けた「ウィンストンセーラム・オープン」(アメリカ・ウィンストンセーラム/ATP250)と重なる。ケガの回復具合を見て、出場を決めるということだろう。また、ダニエル太郎(エイブル/同102位)と内田海智(富士薬品/同172位)はオルタネイトとなる。

一方、女子エントリーリストのトップ3は、イガ・シフォンテク(ポーランド/同1位)、アネット・コンタベイト(エストニア/同2位)、マリア・サッカリー(ギリシャ/同3位)。前回、予選から1セットも落とさず優勝を果たしたエマ・ラドゥカヌ(イギリス/同10位)やウィンブルドンでグランドスラム初優勝を果たしたエレナ・リバキナ(カザフスタン/同23位)、ウィンブルドンで1年ぶりの出場を果たしたセリーナ・ウイリアムズ(ランキングなし)がスペシャルランキングで本戦ストレートインとなっている。

女子シングルスの本戦ストレートインは99位までとなっており、日本人女子では大坂のみ。現状では、土居美咲(ミキハウス/同107位)、内島萌夏(フリー/同159位)、本玉真唯(島津製作所/同182位)、内藤祐希(亀田製菓/同196位)、奈良くるみ(安藤証券/同237位)、岡村恭香(橋本総業HD/同374位)、華谷和生(三浦工業/同402位)はオルタネイトとなる。

*=故障により6ヵ月以上ツアーを離れた選手に対するATPワールドツアーの救済処置。離脱前最後の出場大会から3ヵ月の平均ランキングを算出して保有。復帰後最初の9大会、復帰後初の大会から最長9ヵ月間有効。故障により12ヵ月以上ツアーを離れている場合は、復帰後最初の12大会、復帰後初の大会から最長12ヵ月間有効。なお、ワイルドカード、現ランキングでのストレートインとなった場合は、プロテクトランキングの使用とみなさない

**=WTA版の長期離脱選手(故障、妊娠、育休など)の救済措置。6ヶ月以上1年未満ツアーから遠ざかっている選手は、1年間に8大会まで使用が可能。1年以上遠ざかっている選手は、1年間に12大会まで使用可能。

著者:Tennis Classic 編集部