カレーニョ・ブスタ、フルカチュに逆転勝ちでATPマスターズ1000初制覇

現地8月14日、「ナショナル・バンク・オープン」(カナダ・モントリオール/ATPマスターズ1000)シングルス決勝が行われ、パブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン/世界ランク23位)が、フベルト・フルカチュ(ポーランド/同10位)を3-6、6-3、6-3で下し、ATPマスターズ1000大会で初優勝。2017年、2020年とベスト4に入っている29日開幕のUSオープンへ弾みをつけた。



今大会、カレーニョ・ブスタは初戦で第11シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/同14位)に快勝すると、2回戦でホルガー・ルーネ(デンマーク/同26位)、3回戦で第7シードのヤニック・シナー(イタリア/同12位)といった勢いのある若手を撃破。

準々決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ/同5位)を破った20歳のジャック・ドレイパー(イギリス/同82位)にストレート勝ちすると、準決勝でダニエル・エバンズ(イギリス/同39位)との約3時間にも及ぶ死闘を制して、4月のATP500バルセロナ大会以来となる決勝に進出した。

決勝では、第1セットを失ったものの、第2セット以降は疲れの見えたフルカチュに対して粘り強く戦い、ミスを引き出して計3度のブレークに成功。最終セットでは、フルカチュのロブに対してコート後方のフェンスに激突しながらも返球し、ポイントを奪うスーパープレーも見せて、試合を盛り上げ見事な逆転勝ち。キャリア初となるATPマスターズ1000でのタイトル獲得となった。

「ついにATPマスターズ1000で優勝することができた。素晴らしい気分だ。この1週間は本当に良いプレーができたし、常にポジティブでいられた。ツアー初優勝ではないけど、間違いなく最も重要なタイトルだ。このようなタイトルを獲得することは、とても素晴らしいこと。今年はいい結果を残せていなかったけど、ようやくトロフィーを手に入れたよ」とカレーニョ・ブスタは喜んだ。

ラファエル・ナダル(スペイン/同3位)を筆頭にスペイン選手と言えばクレーコートでの活躍が印象的だが、カレーニョ・ブスタはツアー7勝のうちハードコートで4度のタイトルを獲得。

「故郷のスペイン・ヒホンでは、このサーフェス(ハードコート)で育ったんだ。若い頃はずっとこのコートで練習してきたからとても快適だ。15歳でバルセロナに行った時、クレーコートでプレーするようになったから両方のコートでできるんだと思うよ。でも、この時期アメリカやカナダに来ると快適に過ごせる。だから、ここでは最高のテニスができるよ」と、ハードコートの相性の良さを語った。

※ランキングは8月8日付のもの

著者:Tennis Classic 編集部