大坂なおみ、USオープン開幕前に「すごく不安な気持ちになった」

現地8月27日、世界ランク44位の大坂なおみ(フリー)が、USオープンの大会前記者会見に出席。前哨戦で初戦敗退が続き、「すごく不安な気持ちになった」と素直な気持ちを口にした一方で、「ここにいる時間を楽しもうと思う」と前向きに臨みたいと語った。



今大会を2018年、2020年と2度制している大坂は、今の心境を聞かれ、素直な気持ちを吐露。「1日前なら『すごくリラックスしている』とウソをついていたような気がする。でも、実際に今日練習してみたら、すごく不安な気持ちになったの。それは、最近うまくいっていない気がするから、どうしてもうまくやろうとしているからだと思う」と言う。

クレーコート・シーズンで左アキレス腱を負傷した大坂は、全仏オープンで初戦敗退。続く芝シーズンもリハビリに専念するため欠場すると、復帰初戦となった8月の「ムバダラ・シリコンバレー・クラシック」(アメリカ・サンノゼ/WTA500)では3ヵ月ぶりに勝利を挙げたものの、2回戦敗退。

その後もUSオープン前哨戦の「ナショナル・バンク・オープン」(カナダ・トロント/WTA1000)や「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ/WTA1000)とビッグタイトルでは、初戦で大会から姿を消し、苦しい時期が続いている。

とはいえ、今大会は大坂にとって相性の良い大会。2016年にシングルス本戦初出場を果たして以来、3回戦まで敗れたことがない。「もちろん、グランドスラムの初戦で負けたくはないけど、ここではいつもうまくいっている気がする。自分へのプレッシャーから解放される感じだけど、いつも感じていること。対戦相手もタフな選手ばかりだから余計にね。ただ、ここにいる時間を楽しもうと思っているわ」とコメント。

「最初の練習では、シンシナティでの練習よりもずっといいプレーができた。こっちのコートでたくさん試合をしたと思うから、私にとっては良いことね」とポジティブな気持ちを持って今大会に臨む。

初戦の相手は、今年1月の全豪オープンで準優勝している第19シードのダニエル・コリンズ(アメリカ/同19位)。3月の「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)準々決勝では6-2、6-1と完勝している相手だが、「彼女はとても力のある選手。短いボールを打てば、すぐに彼女が攻撃的になる。常に気を引き締めていかなければならない」と警戒した。

試合は、大会2日目となる現地30日に組まれており、センターコートのアーサー・アッシュ・スタジアムのナイトセッション第2試合(日本時間31日8時にナイトセッション第1試合開始予定)となっている。2年ぶり3度目の優勝へ向けて好スタートを切れるだろうか。

著者:Tennis Classic 編集部