キリオス、世界1位メドベデフを下しベスト8

現地9月4日、USオープン男子シングルス4回戦が行われ、前年覇者で第1シードのダニール・メドベデフ(世界ランク1位)と、ウィンブルドンで準優勝した第23シードのニック・キリオス(オーストラリア/同25位)が対戦。7-6(11)、3-6、6-3、6-2でキリオスが勝利し、同大会で初のベスト8入りを果たした。



7月のウィンブルドンでグランドスラム初の決勝に進んだキリオス。2年連続9度目のUSオープン出場となった今大会4回戦の相手はディフェンディングチャンピオンで世界1位のメドベデフとなった。

第1セット、先にブレークに成功したキリオスだったが、メドベデフも負けじと直後のゲームをブレーク。そのまま突入したタイブレークでも一進一退の攻防が続き、互いにセットポイントを握ったが、11-11でキリオスが絶妙なドロップショットを放ってミニブレークし、最後はネットに出てメドベデフのミスを誘い7-6(11)で先手を奪った。

第1セット奪取に力を注いでいたキリオスは、第2セット第2ゲームで3本のダブルフォールトなどピンチを招いてブレークされると、その後も一発狙いの単調なプレーになってしまい第6ゲームもキープできず。第7ゲームでブレークし返したものの、追いつくことはできずにメドベデフが6-3でセットを奪い返す。

だが、大舞台に強いキリオス。再び集中力を高め、プレーのギアを上げるとミスも減少。6本のアンフォーストエラーに対し、16本のウィナーを放って第3セット第4ゲームでブレークしたリードを守り抜き6-3。

第4セットもメドベデフを鋭いショットで崩して第3ゲームでリードを奪うと、直後の第4ゲームを重要な場面でコーナーにサーブを決めてピンチをしのぐ。これでさらに勢り、第5ゲームもブレークし0-1から一気に5ゲームを連取して、大会初のベスト8入りを決めた。なお、メドベデフはこの敗戦により世界ランク1位から陥落することとなった。

準々決勝でキリオスは、第27シードのカレン・カチャノフ(同31位)と対戦する。

■USオープン2022
・大会日程/2022年8月29日(月)〜9月11日(日)
・開催地/USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター(時差13時間)
・賞金総額/6,010万ドル(81億7,390万円)
・男女シングルス優勝賞金/260万ドル(3億5,360万円)
・サーフェス/ハードコート(レイコールド)



著者:Tennis Classic 編集部