大坂なおみ「日本では自分の中で良いプレーができた場所」

9月19日、「東レ パン パシフィック オープン」(東京・有明/WTA500)にディフェンディングチャンピオンとして出場する大坂なおみ(フリー/世界ランク48位)が大会前の記者会見に出席。「もう一度、ここで優勝したい」と意気込んだ。



「ここに戻ってこられたことを嬉しく思っている。美しい東京の街を見ることもでき、友人と過ごすこともできてとてもうれしく、幸せ」と語った大坂は、3年ぶりの開催ということもあってディフェンディングチャンピオンと呼ばれることに「妙な気もする」と言う。

だが、「もう一度、ここで優勝したいという気持ちはあるけれど、何よりも1試合ずつを戦っていきたい。去年の(東京)オリンピックは無観客だったけど、今回は観客の前でプレーできることがうれしい」と日本のファンの前でプレーできることを喜び、目の前の試合に集中したいとする。

今季は、4月のWTA1000マイアミ大会で決勝に進んだものの、クレーコート・シーズンで左アキレス腱を痛めると、USオープン前哨戦では腰を負傷。万全な状態で試合に臨むことができず、結果的に試合数を重ねることができていない。

それでも「ベストのシーズンではないというのは間違いないけど、全体的にみると自分のことをよく知ることができた一年でもある。今のところ怪我はよくなっているので、その点ではいいかなと思う。自分自身がいるべき場所にいられていないのかなとは思うけど、自分としては心安らげる場所にいる」とし、より高いランキングにいることができていないのはそれなりの理由があるからだとコメント。

USオープン時には「信用できなかった」というフォアハンドを修正し、今大会は「自分にはいいものがあると信じて打っていきたい」と述べた大坂。「日本にいることで気持ちは落ち着いていられる。これまで日本では自分の中で良いプレーができた場所だと思っているので、大会の自信につながっていく」とした。

大坂とダリア・サビル(オーストラリア/同55位)の1回戦は、20日のセンターコート第5試合(第4試合は17時以降開始)に組まれた。2人は2016年8月のWTA1000シンシナティ大会予選決勝で対戦しており、大坂は4-6、2-6で敗戦。今回は、約6年1ヵ月ぶり2度目の対戦となる。

この試合の勝者は、2回戦で第5シードのベアトリス・ハダッド・マイア(ブラジル/同18位)とワイルドカード(主催者推薦)で出場の内藤祐希(亀田製菓/同207位)の勝者と対戦する。

著者:Tennis Classic 編集部