大坂なおみ、相手の棄権で2回戦へ

9月20日、「東レ パン パシフィック オープン」(東京・有明/WTA500)シングルス1回戦が行われ、大坂なおみ(フリー/世界ランク48位)は、ダリア・サビル(オーストラリア/同55位)と対戦。第1セット、第2ゲーム途中でサビルが棄権し、大坂が2回戦進出を果たした。



7度目の出場となったUSオープンで初めて初戦敗退となった大坂は、シーズン後半戦で1勝4敗と苦戦しており、昨年の東京五輪以来となる日本での公式戦を迎えた。

同大会では、2016年と2018年に準優勝し2019年に優勝している相性の良い大会。3年ぶりの開催となった東レPPOにディフェンディングチャンピオンとして6度目の出場となる。

初戦の相手は、オーストラリアのサビル。2016年8月のWTA1000シンシナティ大会予選決勝で対戦しており、大坂は4-6、2-6で敗戦。今回は、約6年1ヵ月ぶり2度目の対戦となった。

第1セット、大坂は第1ゲームを危なげなくサービスキープ。すると、次ゲームで大坂のコードボールに反応したサビルが、回り込んだフォアハンドを打つと同時に悲鳴を上がった。

左ヒザを押さえて倒れ込んだサビルは、その場から動くことができず。大坂もサビルのもとに駆け寄り、自らのベンチからタオルを取ってかけてあげるなど心配そうに気遣った。

その後、コート上で治療が行ったサビル。ベンチに戻り、屈伸やステップを踏んだが、棄権を決断し大坂が2回戦進出を果たした。

試合後、大坂は「とても怖いシーンを見てしまったという気持ち。どの程度の怪我なのかわからないけど、彼女はまだ怪我から間もないところ(右アキレス腱の手術により2021年シーズンのほとんどを欠場)。その状況でまた怪我をしてしまったところは残念。無事に回復すること、ひどい怪我でないことを祈っているし、また戻ってきて力強く戦ってもらいたい」とコメント。

サビルのもとへ駆け寄ったシーンについては、「アスリートとして、ある程度の痛みは我慢できる部分はあるけど、あれだけ露わにし、これだけたくさんの観客の前でそういった姿を見せなくてはいけないということは大変な状況なんだと思った」としている。

大坂は、2回戦で第5シードのベアトリス・ハダッド・マイア(ブラジル/同16位)と対戦する。

著者:Tennis Classic 編集部