今季627位から上昇中だったサビルが左ひざを負傷

9月20日、「東レ パン パシフィック オープン」(東京・有明/WTA500)シングルス1回戦が行われ、大坂なおみ(フリー/世界ランク48位)との試合中に左ヒザを負傷し棄権したダリア・サビル(オーストラリア/同55位)が、自身のSNSを更新。負傷部が「ACL(前十字靭帯)ではなければいいんだけど」と綴った。



第2ゲームでコードボールに反応しネットに詰めたサビル。回り込みのフォアハンドを逆クロスに放つとほぼ同時に悲鳴が上がった。

サビルは左ヒザを抑えて、その場にうずくまり悶絶。動くことができず、大坂も「怖いシーン」と言うほど。サビルのもとへ駆け寄り、足にタオルをかけてあげるなどの気遣いを見せた。

数分後、ベンチに戻って屈伸やフットワークを確認したサビルだが、プレー続行はできないと判断し棄権を申し出た。

試合後、サビルは自身のツイッターに「ACL(前十字靭帯)でなければいいんだけど…。明日MRIを撮る」と綴り、軽傷を祈った。

2020年からアキレス腱に不安を抱え、昨年の全豪オープン後に手術を受けているサビル。約9ヵ月にわたってツアーを欠場し、同年11月の国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ」で復帰していた。

その影響もあり、今季は一時ランキングを627位まで下降。だが、3月のWTA1000インディアンウェルズ大会で予選から出場しベスト16入りを果たすと、続くWTA1000マイアミ大会でもベスト8入り。着実に勝利を挙げてランキングを上昇させ、約3年4ヵ月ぶりに50位台まで戻していた。

これからさらなる飛躍に向けて戦おうとしている中での左ヒザの負傷。大坂も「悲しい。無事に回復すること、ひどい怪我でないことを祈っているし、また戻ってきて力強く戦ってもらえればと思う」と気遣ったように、深刻なケガでないことを祈るばかりだ。

著者:Tennis Classic 編集部