ジョコビッチ、右手首の痛みはコートコンディションと2ヵ月半ぶりの試合が影響

9月23日〜25日に開催された「レーバーカップ」(イギリス・ロンドン)で7月のウィンブルドン以来、2ヵ月半ぶりに公式戦を戦った世界ランク7位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)。最終日には手首の不安を見せながらも、今は11月開催のツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ)に出場することが目標だと明かした。



4年ぶりに今大会への出場を決めたジョコビッチは、ウィンブルドン決勝を戦った7月10日以来、2ヵ月半ぶりの公式戦。欧州選抜の一員として、ロジャー・フェデラー(スイス)の引退に華を添えようと勝利を目指した。

24日には、シングルスでUSオープン4強のフランシス・ティアフォー(アメリカ/同19位)を6-1、6-3で下すと、続くマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/同15位)とのダブルスでもアレックス・デミノー(オーストラリア/同22位)/ジャック・ソック(アメリカ/同128位)を下して2連勝。欧州選抜のリードを広げる。

だが、大会最終日となった25日には、フィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同13位)に3-6、6(3)-7のストレートで敗戦。世界選抜に逆転を許し、優勝を逃した。

その中、気になるのはジョコビッチが試合中に右手首を何度も振ったり、押さえる仕草を見せたこと。これについて「正直、この4、5日は右手首に悩まされていた。コントロールはしていたんだけどね。速く、正確なサーブを打つことができなかった」とプレーに影響があったという。

「このコンディションはボールが遅い。だから、手首の動きとスピードが必要。この4日間練習したり、プレーしたりしているうちに右手首に痛みを感じるようになったのはそのせいかもしれない」とし、加えて3ヵ月近く試合に出ていなかったことも影響があったと語った。

フィジカル面に不安を抱えているジョコビッチは、今週のイスラエル・テルアビブでのATP250大会に続いて、翌週もカザフスタン・アスタナでのATP500大会と連戦。タフな日程となるが、目標は11月にイタリア・トリノで開催されるツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」に出場すること。

今年は全豪オープントUSオープンの2つのグランドスラムに出場することができず、ポイントを十分に獲得することができなかったが、ジョコビッチは「グランドスラム勝者としてトップ20に入らなければならない、それがトリノへの出場権を獲得するためのルールなんだ」と言うように、ウィンブルドンを優勝しているおかげで20位以内をキープしていれば、レースランキング8位の選手に替わって出場権を得ることができる。

右手首の負傷や試合数をこなし、フェデラーに並ぶ7年ぶり最多6度目の優勝へ向けて、ジョコビッチは万全の状態で臨むことができるだろうか。

著者:Tennis Classic 編集部