西岡良仁、今季2度のグランドスラム準優勝者のルードに勝利

9月30日、「ユージン韓国オープン」(韓国・ソウル/ATP250)シングルス準々決勝が行われ、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク56位)は、第1シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/同2位)と対戦。西岡は6-2、3-6、6-2のフルセットで下し、今季2度目のツアー4強入りを果たした。



今大会、西岡は初戦で第5シードのダニエル・エバンズ(イギリス/同25位)を6-2、7-6(3)で破ると、2回戦ではダニエル太郎(エイブル/同92位)を6-2、6-4と日本人対決を制し、今季3度目のツアー8強入りを果たした。

準々決勝で対するは、今季ツアー3勝を挙げ、全仏オープンとUSオープンで決勝に進んでいる世界ランク2位のルード。両者は、昨年5月のATPマスターズ1000マドリード大会2回戦で対戦しており、ルードが6-1、6-2で勝利している。

第1セット、西岡は第1ゲームで積極的にルードを崩しにかかり、ラブゲームでブレークに成功。ルードの調子が上がらずミスが増える中で、高い打点でボールを捕らえて果敢に攻めていき、第5ゲームも破って6-2でセットを奪った。

続く第2セット、ルードは第1セット同様にストロークのミスが出ながらもネットプレーも交えてサービスキープ。西岡は第1、第5ゲームとチャンスを握ったが、あと1本が奪えない。すると、第6ゲームでこの試合初めてのブレークを許し、このまま3-6とセットを奪い返されて試合は最終セットへ突入。

ポイントを重ねるにつれてルードの精度が上がり、プレッシャーのかかる西岡は、最終セット第6ゲームでチャンスを生かして先にブレークに成功する。直後のゲームで15-40とピンチを迎えた西岡は攻め抜いて、計3本のブレークポイントをしのいでサービスキープ。第8ゲームもブレークし、フルセットの戦いを制した。

西岡のツアー4強は、準優勝を果たした今年8月のATP500ワシントン大会以来のことで通算5度目。また、世界ランク2位からの勝利は、西岡にとって最も高いランキングの相手。これまでは、2019年8月のATPマスターズ1000シンシナティ大会で当時世界ランク5位の錦織圭(ユニクロ)から挙げた勝利だった。

準決勝で西岡は、マッケンジー・マクドナルド(アメリカ/同82位)とラッキールーザーで本戦入りしたアレクサンダー・コバセビッチ(アメリカ/同222位)の勝者と対戦する。

著者:Tennis Classic 編集部