現地1月10日、「全豪オープン」男子シングルス予選1回戦が行われ、日本人では綿貫陽介(フリー/世界ランク138位)、野口莉央(明治安田生命/同207位)、杉田祐一(三菱電機/同913位)が登場。3選手ともストレート勝利し、予選2回戦進出を果たした。
9日からスタートした全豪オープンのシングルス予選。3試合を勝ち抜けば本戦への切符を手にすることができる。10日には、日本人選手3名が登場した。
予選第30シードの綿貫は、昨年に続いて全豪オープン予選3度目の挑戦。1回戦では、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している地元オーストラリアのフィリップ・セクリッチ(同544位)と対戦し、計3度のブレークに成功し、6-4、6-2のストレートで勝利。サービスゲームでもセクリッチにチャンスを握らせず、快勝で予選2回戦へコマを進めた。
グランドスラム予選に初出場となった野口は、ワイルドカードのエドワード・ウィンター(オーストラリア/同673位)と対戦。第1セット終盤でブレークし第1セットを取りきると、第2セットでは1-1から5ゲームを連取し、7-5、6-1で勝利した。
また、5度目の本戦入りを狙う杉田は、プロテクトランキングにより出場。1回戦では、第10シードのノルベルト・ゴンボス(スロバキア/同111位)と対戦し、先にポイントを奪う優位な展開を作って6-4、6-1で勝利。2回戦へ進出を果たした。
なお、自己最高ランキングを更新した西岡良仁(ミキハウス/同33位)は上位32シードに入ることとなり、ダニエル太郎(エイブル/同95位)も本戦ストレートインとなっている。
<シングルス予選1回戦日本人男子試合結果>
●内田海智(富士薬品/同197位) 7-6(5) 6(3)-7 1-6 ○ガスタオ・エリアス(ポルトガル/同234位)
○綿貫陽介[30] 6-4 6-2 ●フィリップ・セクリッチ(オーストラリア/同544位)[WC]
○杉田祐一 6-4 6-1 ●ノルベルト・ゴンボス(スロバキア/同111位)[10]
○野口莉央 7-5 6-1 ●エドワード・ウィンター(オーストラリア/同673位)[WC]
<シングルス予選2回戦日本人男子対戦予定>
・コート6第5試合
綿貫陽介[30] vs. ミハイル・ククシュキン(カザフスタン/同195位)
・コート14第4試合
杉田祐一 vs. エミリオ・ナバ(アメリカ/同178位)
・コート16第3試合
野口莉央 vs. エルネスト・エスコベド(アメリカ/同310位)
著者:Tennis Classic 編集部