6年11ヵ月ぶりの対戦はディミトロフに軍配 現地8月31日、「USオープン」男子シングルス2回戦が行われ、第19シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア/世界ランク19位)と元世界ランク1位で2012年覇者のアンディ・マレー(イギリス/同37位)が対戦。約6年11ヵ月ぶりの対戦は、6-3、6-4、6-1でディミトロフに軍配が上がった。



32歳のディミトロフは、今季ATP250ジュネーブで準優勝やATP500レベルの2大会でベスト4の成績を残し、安定して勝ち星を重ねている。13年連続13度目の出場となった今大会は、19年にベスト4というのが最高成績。1回戦では、アレックス・モルカン(スロバキア/同115位)を4時間38分の激闘の末に3度のマッチポイントを跳ねのけて6-7(9)、6-7(5)、6-1、7-5、7-6(9)と2セットダウンから逆転勝ちを収めている。

対するは、2012年に今大会を制している元世界ランク1位のマレー。両者の対戦成績は、2011年の初対戦から11度対戦し、8勝3敗でマレーが勝ち越している。

試合は序盤から激しいラリー戦が繰り広げられる。スライスと回り込みフォアハンドでラリーを組み立てるディミトロフに対し、マレーもコート深くへのショットで簡単に攻めさせない。拮抗した試合展開の中、第8ゲームでマレーが連続ダブルフォールトとフォアハンドのアンフォーストエラーでピンチを招くと、ディミトロフがラブゲームでブレーク。5-3とリードしたディミトロフが次ゲームをしっかりキープし、6-3でセットを奪った。

第1セットで4本のウィナーに対し18本のアンフォーストエラーを重ねたマレーは、悪い流れのまま第2セットを迎えてしまい、ディミトロフが立ち上がりでブレーク。安定感のあるプレーを見せるディミトロフは、そのままリードを守り切って6-4の2セットアップとする。これで一気に崩れたマレー。第3セットでは、4度あったサービスゲームをディミトロフがすべて破って6-1と、ストレートでマレーを下し3回戦進出を果たした。

試合後、ディミトロフは「素晴らしい一日だったよ。ストレートで終われてよかった。それが大きなカギだった。コート上での動きには満足しているよ。フィジカル的にも良かった。長くプレーした最初の試合の後としては回復していると感じたし、今日は正しいプレーができた。試合を通して自分をコントローすることができたことに満足しているよ」と振り返った。

3回戦では、第12シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同12位)と対戦。対戦成績はズベレフの5勝1敗となっており、直近では前哨戦のATPマスターズ1000シンシナティで対戦し、ズベレフが6-2、6-2でディミトロフを下している。

著者:Tennis Classic 編集部