今年最後のグランドスラムとなったUSオープンを終え、中国で4大会、カザフスタンそして日本の「木下グループ・ジャパンオープン」(東京・有明/ATP500/10月16日〜22日)とアジアスイングを迎える。
2019年の開催以降、新型コロナウイルスの規制で大会中止となっており、4年ぶりに開催されることとなった「成都オープン」は、18日に大会公式インスタグラムを更新。動画で錦織は、「今年の成都オープンに出場できないのは残念です。完治のためにリハビリをして全力を尽くします」と述べ、欠場することを明らかにした。
2020年10月以来、1年8ヵ月ぶりの復帰戦となったATPチャレンジャーツアー「カリビアン・オープン」(プエルトリコ・パルマスデルマール)で見事優勝を飾った錦織は、その後も順調に試合数を重ね、7月下旬にはツアー復帰も果たした。
だが、そのツアー初戦となった「アトランタ・オープン」(アメリカ・アトランタ/ATP250)準々決勝、トップ10のテイラー・フリッツ(アメリカ/同8位)との試合では左膝の治療を受け、最後まで戦い抜いたもののベスト8で終えた。この大会以降、怪我が回復せず出場を予定していた大会を欠場し、目標としていたUSオープンも出場を見送っている。
最後の実戦から約2ヵ月、しっかり怪我を治して再びコートに戻ってくることを期待したい。
著者:Tennis Classic 編集部