メジェドビッチが21歳以下最終戦を制す
21歳以下のツアー最終戦「Next Gen ATPファイナルズ」(サウジアラビア・ジッダ)が12月2日に決勝が行われ、20歳のハマド・メジェドビッチ(セルビア/世界ランク113位)がアルトゥール・フィス(フランス/同36位)を3-4(6)、4-1、4-2、3-4(9)、4-1で下し、優勝を飾った。



世界ランク255位で今季をスタートさせたメジェドビッチは、3月にツアー下部のチャレンジャー大会で優勝を飾ると、5月と9月にもタイトルを獲得。スイス・グスタードとカザフスタン・アスタナのATP250でもベスト4に入り、自己最高102位を記録している。

2017年にスタートした今大会は、21歳以下の若手でレースランキング上位7名とワイルドカード1名の計8名が出場。4人ずつのラウンドロビンを実施し、各グループ上位2名が決勝トーナメントに進出する。試合は4ゲーム先取の5セットマッチでノーアドバンテージで進められる。

今大会、ラウンドロビンを3連勝で決勝トーナメントに進んだメジェドビッチは、ドミニク・ストリッカー(スイス/同94位)との準決勝では4-3(5)、2-1となったところで相手が棄権し決勝へ。出場選手で唯一ツアー優勝を果たしているフィスと決勝を戦った。

第1セットを3-4(6)で落としたメジェドビッチは、第2、第3セットでは相手の最初のサービスゲームをブレークしてセットを連取。優勝に王手をかけた第4セットでは、2本のチャンピオンシップポイントを逃したが、最終セットでは第2ゲームでブレークし、そのリードを保って今大会6人目の優勝となった。

試合後、メジェドビッチは、「素晴らしい気分だ。現実的ではないようだし、すべてを処理するのは大変だ。タフな試合で、2つのセットポイントがあった第1セットを落とした時は気が狂いそうだったけど、リラックスして集中することができたよ」と喜びをあらわに。

過去、カルロス・アルカラス(スペイン/同2位)やヤニック・シナー(イタリア/同4位)、ステファノス・チチパス(ギリシャ/同6位)らが優勝している今大会。「とても意味のあることだ。偉大なチャンピオンがここで優勝したことを知るのは、大きな自信になるし、来季に向けて大きな弾みがつく」と今大会で手応えを得たと言う。

11月のツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ)はセルビアの先輩であるノバク・ジョコビッチ(同1位)が制しており、ATPツアーをセルビア勢が締めくくった。これに関しても「素晴らしいことだ。彼はファイナルズで優勝し、僕はネクストジェンで優勝した。セルビアにとって素晴らしいことだ。母国のためにこのタイトルを獲得できたことを誇りに思う。きっと彼からお祝いのメッセージが届いていることだろう」と喜んだ。

著者:Tennis Classic 編集部