現役ラストシーズンも示唆しているナダルが来季開幕戦で復帰
元世界ランク1位で来年を現役最後のシーズンだとしているラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク664位)が、自身のSNSに動画を投稿。「自分に何も期待しない」と復帰に対しての思いを語った。



グランドスラムを22度制すなどツアー通算92勝を挙げている37歳のナダル。今年1月の全豪オープンで左股関節を痛めると、その後も欠場が続く。そして、5月には長期休養が発表され、来季を現役最後の年だとも示唆し、翌月には手術を受けた。

そして、今月1日には来季の開幕戦となる「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/2023年12月31日〜2024年1月7日)でツアー復帰を果たすとしている。

自身のSNSに投稿した今回の動画では、「1年間試合に出ていなかったし、股関節の手術だったから発表することを恐れていた。一番心配しているのは股関節のことではなく、それ以外のこと。準備はできていると思うし、うまくいくことを信じている。コート上で楽しむ機会があることを願っているよ」と述べた。

すでにコート上での練習は始めているものの、実戦としては約1年ぶり。2002年からATPツアーに出場してきたナダルにとって、キャリア最大の休養からの復帰戦となる。だからこそ、「第一に、あの(試合の)緊張や恐れ、疑念をもう一度感じたい。自分に何も期待しないようにする。キャリアを通して自分が自らに要求してきたことを今はしないようにしている」と自身への期待値を低く見積もる。

それでも「物事の最初はとても難しくなると受け入れ、必要な時間を取って自分を許すこと。幻想を抱き続け、心と身体がそれに応えてくれれば、遠くない将来に物事が変わる可能性だってある」とわずかな期待を残しているとし、メッセージを締めくくった。

来年は史上最多14度のタイトルを獲得した全仏オープンの地でパリ五輪も開催。出場に意欲もあるというナダルは、開幕戦でどのようなプレーを見せるのだろうか。

著者:Tennis Classic 編集部