度重なる怪我で休養のキリオスがUTSに出場
3月20日、ツアー大会とは一風変わったルールで対戦する大会「アルティメット・テニス・ショーダウン(UTS)」は、8月にアメリカ・ニューヨークで行われる試合に、3人のトップ10プレーヤー以外に、現在休養中のニック・キリオス(オーストラリア)が出場することを発表した。



UTSは、スリリングで革新的なフォーマットと、短い時間で目まぐるしく変わるアクションのある試合を楽しい雰囲気の中で行えるようにルールを変更。ポイントはタイブレークのよう数えられ、8分×4クォーターで行われる。先に3クォーターを獲得した選手が勝利し、両者2クォーターずつで並んだ場合は、サドンデスに突入。ウォーミングアップがなかったり、チェンジオーバー時には各選手がヘッドセットを着用しコーチやファンと会話するなど、通常のツアーでは見られないルールでトップ選手がプレーすることから人気の大会だ。

今年8月22日と23日の二日間に行われる第2戦は、かつての全米オープンが行われていたニューヨークのフォレストヒルズで開催される予定。

すでにアンドレイ・ルブレフ(同6位)、キャスパー・ルード(ノルウェー/同8位)、アレックス・デミノー(オーストラリア/同10位)といった3人のトップ10選手のほか、ガエル・モンフィス(フランス/同47位)も出場予定だが、ここにキリオスが加わる。

28歳のキリオスは、2022年ウィンブルドンで準優勝後のATP500ワシントンでツアー通算7度目のタイトルを挙げたものの、同年のジャパンオープン準々決勝を棄権。膝や手首の怪我に悩まされ、2023年の出場試合はわずか1試合。母国オーストラリアで開催される全豪オープンも2年連続で欠場した。

そのキリオスは、復帰への道のりを歩んでおり、「プレーできる状態に戻りつつある」という。今大会への出場には「これが僕のベストを引き出す。テニスよりもバスケットボールに似ている。UTSは未来だ」と新しいテニスに期待した。

復帰までの日々については順調だとし、「気分は最高だけど一日一日を大切にしたい。大きな手術だったからどうなるか様子を見るよ」と慎重に復帰時期を見計らっていくとしている。

著者:Tennis Classic 編集部