23歳のラスロ・ジェレ(セルビア)がリオ・オープンを制し、世界ランクを53上げてキャリアハイの37位を記録した。

ATPによると、ジェレは「キャリアにおいて、人生において特別な日になった。タフな相手との対戦に少しナーバスだったが、動き出したら楽になっていった。精神的にもフィジカル的にも厳しかったよ」と語った。

今季は本大会に入るまで4大会に出場して1勝4敗。それがワールドツアー500大会で優勝を飾った。

ジェレは「これまでも好スタートを切ったことは無いんだ。過去2年間も8〜9連敗を喫していた。リオまでは全く緊張していなかった。まだ2月半ばだからね。でも勝利がどれほど大切かということは知っている。ドローを見た時はちょっとガッカリしたよ。初戦でドミニク・ティエムとの顔合わせだったからね。でも勝てると信じたよ」とコメント。

そして、「時にある選手がタフな相手に勝利し、躍進を遂げることがある。それが僕にも起こったのさ。TOP10選手を倒すような瞬間のために、僕は人生をこのスポーツに捧げた。間違いなく経験になったよ」と続けた。

母国のスター、ノヴァック・ジョコビッチについては「お互いに知っているし、大会で会えばいつも言葉を交わしているよ。でも、彼は大きな大会に出ていて、僕はそうではないからね。そんなに会う機会はないんだ。僕がTOP100に入った時はメッセージをくれたし、TOP100に近づいた時には、ドバイ・デューディフリー・テニス選手権でダブルスをプレイしようと電話してくれた。素晴らしい人だよ」と語った。

優勝スピーチでは、7年前に亡くなった母親と2ヶ月前に亡くなった父親に優勝を捧げるとして、観客から盛大な拍手が送られた。

ジェレは「彼らは本当に喜んでくれただろう。若い時に人生は公平ではないと学んだ。残念ながら両親はこの成功を楽しむことは出来ないが、彼らは人生を僕とテニスに捧げてくれた。彼らが見ていることを願う。そして僕を誇りに思ってくれたらいいな」と述べている。

(選手コメント引用元:https://www.atptour.com/en/news/djere-first-time-winners-spotlight-2019)