スイス/ローザンヌで生まれたスタン・ワウリンカ(スイス)にとって、ジュネーブで開催されるジュネーブ・オープンは特別な大会だ。

ワウリンカがスイスで開かれる大会で初めて決勝まで進出したのは2005年、スイス・オープン・グシュタードでのこと。しかし、次にスイスの大会で決勝進出を果たしたのは、11年後の2016年ジュネーブ・オープンだった。

当時31歳だったワウリンカは、直近で出場した4大会の内3大会で初戦敗退し、自身のスタイルを模索している時だった。

しかし、ジュネーブ・オープンに出場したワウリンカがはじめの2試合で落としたゲーム数はわずか6。準決勝ではルーカス・ロソル(チェコ)を3セットの末に下すと、決勝で当時世界ランキング11位だったマリン・チリッチ(クロアチア)を6-4,7-6(11)で制し、優勝を果たした。

ATPによると、ワウリンカは「スイスで優勝できて夢が叶った。それもここジュネーブで叶えられたことは、本当に特別なことだ。ファンの皆、ありがとう。盛り上げてくれて感謝している」とコメントした。

ワウリンカは翌年も同大会でも優勝。2016年と同じく、直近の4戦中3敗していたワウリンカだったが、ファンからの熱い応援もあり、決勝でミーシャ・ズベレフ(ドイツ)を4-6,6-3,6-3で下して優勝した。

ワウリンカは「スイスで2回目の優勝。本当に嬉しいよ。すごく大きな優勝だ。僕の娘に初めて僕が優勝する姿を見せることもできた。より特別に感じる」と喜びを露わにした。

(選手コメント引用元:https://www.atptour.com/en/news/wawrinka-geneva-feature-may-2020)