現地12日、アメリカ/ニューヨーク州で開催された全米オープンで男子シングルス決勝が行われ、第2シードのダニール・メドベデフ(ロシア)がトップシードのノヴァック・ジョコビッチ(セルビア)を6-4,6-4,6-4で下し、グランドスラムで初のタイトルを獲得した。

25歳のメドベデフは、1969年以来となる年間グランドスラムに挑んだジョコビッチを相手に落ち着きを失うことなく、我慢強いテニスで応戦した。

準決勝のフェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ)戦を終えた後に、「スコアがどうであろうと、インテンシティを高めていくだけだ」と述べたメドベデフ。決勝では有言実行し、試合開始から試合を支配すると、2時間15分で勝利を収めた。

メドベデフは、エフゲニー・カフェルニコフ氏およびマラト・サフィン氏という2人の元世界王者に続き、グランドスラムを制した3人目のロシア人選手となった。

今季全豪オープン決勝でジョコビッチにストレートで敗れたメドベデフは、ストレート勝利で見事リベンジを果たした。

一方、試合開始前にスタジアムの外から「ノール」コールが沸き起こり、俳優のアレック・ボールドウィン、ブラッドリー・クーパー、ブラッド・ピット、映画監督のスパイク・リーらセレブレティが見守る中で偉業達成を目指したジョコビッチだが、年間グランドスラムとグランドスラム最多優勝回数歴代単独1位は来季に持ち越しとなった。