ノヴァック・ジョコビッチ(セルビア)は全米オープン決勝でダニール・メドベデフ(ロシア)に敗れ、年間グランドスラム達成を逃した。しかし、彼の残した功績は大きい。

■52年間で今回ほど年間グランドスラムに近づいた男子選手はいない
ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ジョコビッチは偉大な選手として広く知られている。だが、フェデラーとナダルは全豪オープンと全仏オープンを連続で優勝したことがない。ジョコビッチは今年、シーズン序盤から3大会連続で優勝し、4大会目の決勝まで辿り着いた。

ジョコビッチは2016年に初めてシーズン序盤の3大会で連続優勝を果たした。これは、1969年にロッド・レーバー氏が年間グランドスラムを達成した時以来となる快挙だった。

■全米オープンで記録を樹立
ジョコビッチは今年の全米オープンで9回目の決勝進出を決めた。これは史上最多記録だ。 また、グランドスラムの決勝進出通算31回目は、フェデラーと1位タイの記録となっている。ナダルは通算28回だ。他に20回を超えている男子選手はいない。

準決勝で世界ランク4位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を破ったが、これはオリンピック準決勝のリベンジを果たしただけでなく、TOP10選手との対戦において225勝目だった。これも史上最多だ。2位のフェデラーは224勝、ナダルは178勝となっている。