現地16日、アメリカ/カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されているBNPパリバ・オープンで女子シングルス準々決勝が行われ、第10シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)がカロリーナ・ムチョバ(チェコ)を7-6(4),2-6,6-4で下し、WTAツアー1000では初となる準決勝進出を果たした。

第1セットで先にブレークに成功したのはムチョバ。ムチョバは第5ゲームをブレークし、3-2とリード。そのままワンブレークアップを維持し、セットポイントを握る。だが、サービングフォーザセットとなった第10ゲームをリバキナがブレークバックし、試合はタイブレークにもつれ込む。

タイブレークではムチョバがミスを犯し、今季タイブレークで無敗のリバキナがその記録を伸ばす結果となった。

第2セットはムチョバが息を吹き返し、第2ゲームをブレーク。3-0とリードすると、もう1度ブレークを成功させ、セットを奪取する

第3セットではムチョバのサーブのスピードが落ち、それを活かしたリバキナが第3ゲームをブレーク。最後までブレークアップを維持したリバキナが、2時間45分で試合を制した。

WTAによると、リバキナは「タフな試合だった。私は良いスタートを切ることができなかった。カロリーナは良いプレイをしていた。だが、私も重要な瞬間に良いプレイができた」と振り返った。

リバキナは準決勝で世界ランク1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。2人の対戦成績は1勝1敗と拮抗しているが、直近の対戦である今季の全豪オープン4回戦では、リバキナがストレートセットで勝利した。

(コメント引用元:https://www.wtatennis.com/news/3112590/rybakina-into-indian-wells-semis-defeats-muchova-in-three-sets)