現地19日、アメリカ/カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されたBNPパリバ・オープンで女子シングルス決勝が行われ、第10シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)が第2シードのアリナ・サバレンカ(ベラルーシ)を7-6(11),6-4で破り、今季全豪オープン決勝の雪辱を果たした。リバキナにとって今季初タイトル、キャリア初のWTA1000タイトルとなった。

両者は過去4度対戦し、すべて3セットマッチの末にサバレンカが勝利。今試合はリバキナが1時間19分に及んだ第1セットタイブレークを制すると、第2セット終盤に追い上げを見せたサバレンカを振り切り、ストレートでサバレンカを下した。

大会公式サイトによると、リバキナは「ここでの2週間は素晴らしかった。アリナとの対戦はいつも光栄だが、常にタフな戦いになる」、「来年も戻ってきて、また同じ結果を出したい」と話した。

また、リバキナはサバレンカに「初めて私が勝った」と伝えると、サバレンカはマイクを掴み、「間違いなく今回が最後よ」と返答した。

リバキナは準決勝で世界ランク1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)をストレートで破る好結果を残し、決勝では同2位のサバレンカに勝利した。一度に世界トップ2選手を破ったのは同大会史上初だ。

この勝利により、リバキナは現在の10位からキャリアハイ記録を更新し、7位に上昇する見込みだ。サバレンカは2位に留まると見られている。

(コメント引用元:https://bnpparibasopen.com/news/wta-title-recap-rybakina-gets-the-best-of-sabalenka-to-win-maiden-bnp-paribas-open-championship/)