現地31日、フランス/パリで開催されている全仏オープンで男子シングルス2回戦が行われ、ダニエル太郎がトップシードのカルロス・アルカラス(スペイン)に1-6,6-3,1-6,2-6で敗れた。

第1セットを先取されたダニエルは、第2セットでアルカラスの集中力が乱れたのを期にセットを奪取。だが、第3、第4セットはアルカラスがレベルを上げると、試合は2時間25分で幕を閉じた。

ダニエルはTwitterに、全仏オープン公式サイトが上げた動画を引用リツイートし、「負けたポイントですがシェアします。沢山の応援ありがとうございました!Merci a tout le monde pour le encouragement!(みなさん、応援してくれてありがとうございます!)凄い楽しかったし観客と繋がれた嬉しさは忘れられません。チャンスもわずがですが見えました。引き続き頑張っていきます。A revoir Paris !(原文ママ)」と投稿した。

一方、ATPによると、3年連続で3回戦進出を果たしたアルカラスは、「タローのプレイは素晴らしかった。彼は本当にタフな選手だし、今季はトップ選手にも何度か勝利している。コンディションもタフだったし、本当にすごくタフな試合だった」とコメント。

また「だが、できる限り自分のゲームを適応させないとね。すべてのショットにすごく集中できていた。高いレベルでプレイできた。勝てて良かったよ」と続けた。

2022年に全米オープンで優勝したアルカラスは、今季5度目、グランドスラム2度目のタイトルを狙っている。アルカラスは今季、クレーではムチュア・マドリード・オープン、バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル、アルゼンチン・オープンで優勝、ハードコートではBNPパリバ・オープンでタイトルを獲得している。成績は32勝3敗だ。

アルカラスは3回戦で、マッテオ・アルナルディ(イタリア)を6-2,3-6,6-3,6-3で下した第26シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。

アルカラスは「ここでのプレイは最高だ。初日も今日も、支えられているのを感じた。フィリップ・シャトリエ(全仏オープンのセンターコート)でプレイできて嬉しい。エネルギーとサポートをもらっている」と述べた。

ATPライブレースランキングで現在2位につけているアルカラスは、優勝すると1位に浮上する。

(コメント引用元:https://twitter.com/tarodaniel93/status/1664045444652056576?s=20、https://www.atptour.com/en/news/alcaraz-daniel-roland-garros-2023-wednesday)