現地25日、中国/珠海市で開催されているATP250珠海選手権でシングルス準決勝が行われ、西岡良仁がアスラン・カラツェフ（ロシア）を6-4,6-4で破り、優勝した2022年の韓国オープン以来となる決勝進出を決めた。

27歳の西岡は鋭いリターンを見せると、カラツェフのセカンドサーブで65％（17/26）の確率でポイントを獲得。また、アンフォーストエラーをわずか5回に抑え。1時間54分で勝利した。

2018年の深セン・オープンで優勝した実績を誇る西岡は、キャリア3度目、中国では2度目のタイトル獲得を狙う。

なお、西岡はPepperstone ATPランキングで順位を8上げて38位に浮上した。

西岡が決勝で対戦するのはカレン・ハチャノフ（ロシア）。ハチャノフは同日行われた準決勝でセバスチャン・コルダ（アメリカ）を7-5,6-4で破り、準決勝5連敗にストップをかけた。ハチャノフが決勝に進出するのは今季初だ。

27歳のハチャノフがシングルスの試合に出場するのは、腰の疲労骨折に苦しんだ全仏オープン準々決勝以来4度目。ハチャノフは全米オープンは1回戦で敗退したものの、今大会ではアレックス・ボルト（オーストラリア）、マッケンジー・マクドナルド（アメリカ）を下し、3連勝中だ。

西岡とハチャノフの決勝は現地26日に行われる。2016年の成都オープンで優勝するなど中国の大会で成功した実績を持つハチャノフは、キャリア5度目、2018年以来初のタイトル獲得を目指す。

（コメント引用元：https://www.atptour.com/en/news/khachanov-korda-zhuhai-2023-tuesday）