2023年シーズンのグランドスラム4大会の内3大会をノバク・ジョコビッチ(セルビア)が制した。残るグランドスラム、ウィンブルドンを制したのは、決勝でジョコビッチを下したカルロス・アルカラス(スペイン)だった。来季のグランドスラムも彼らが主導すると見られる中、EUROSPORTがグランドスラム初制覇が期待される4選手をピックアップした。

■ヤニック・シナー(イタリア)
シナーは最高の形で今シーズンを終えた。

シナーは今季前半、BNPパリバ・オープンで決勝に、ウィンブルドンで準決勝に進出。だが、シナーが本領を発揮し始めたのは、ナショナルバンク・オープンで初のマスターズ大会優勝を達成した時だ。

その後のチャイナ・オープンではアルカラスとダニール・メドベージェフ(ロシア)を破って優勝し、エルステ・バンク・オープン決勝では再びメドベージェフに勝利。Nitto ATPファイナルズでは決勝でジョコビッチに敗れたものの、決勝に至る過程でジョコビッチとメドベージェフを下した。

デビスカップではシングルスとダブルス両方でジョコビッチに勝利し、47年ぶりにイタリアを優勝に導くという最高の形でシーズンを終えた。

アルカラスは、シナーについて「彼はグランドスラムで優勝できる選手の1人だ。2024年には世界ランク1位に、もしくは1位になるチャンスを手にするだろう」とコメントした。

■ホルガ・ルーネ(デンマーク)
2022年4月、ルーネの順位はトップ90圏外だった。だが、その年の終盤にロレックス・パリ・マスターズ決勝でジョコビッチを破って優勝した後に、ランキングは急上昇した。

今季のルーネはウィンブルドンで準々決勝に進出して以降、調子を落とした。その後の8試合で1勝にとどまり、ナショナルバンク・オープン、ウェスタン&サザン・オープン、全米オープンでは3大会連続で初戦で姿を消した。

しかし、ルーネはボリス・ベッカー氏をコーチとして迎えたことで調子を取り戻したようだ。

ベッカー氏の支えで自信を取り戻したルーネは、ロレックス・パリ・マスターズとNitto ATPファイナルズでジョコビッチを追い詰め、シナーにタフな試練を与えた。

ルーネと5度対戦し、2敗しているジョコビッチは、「彼は間違いなくグランドスラムで優勝する大きな可能性を持っている。ボリスは彼のゲームを全体的に向上させることができるだろう」と述べた。

(コメント引用元:https://www.eurosport.com/tennis/from-jannik-sinner-to-holger-rune-who-are-the-most-likely-first-time-atp-grand-slam-winners-in-2024_sto9899983/story.shtml)