▽この記事の要約▽

「スシロー To Go」が東京初進出

既存店舗キッチンを活かすテイクアウト専門店として運営

コロナ禍で増える中食ニーズに対応

持ち帰り専門のスシローが亀有駅に

「スシロー」を運営する株式会社あきんどスシローは、出店強化を進めるテイクアウト専門店「スシロー To Go JR亀有駅店」を4月22日に開業した。全国で5店舗目となるJR亀有駅店だが、東京では第1号店となる。

テイクアウト専門店は、既存店舗のキッチン設備を活用し、販売のみを行う窓口として設置することで、効率の良い運営を図る。出店場所は消費者の生活動線上を意識し、より多くの人に手軽にスシローの寿司を楽しんでもらえるものとしている。

東京初出店場所の亀有は、大型商業施設の多いエリアながら、駅から少し離れると住宅街になり、買い物に訪れる人だけでなく多数の近隣住民が行き交うエリアでもある。こうした駅の利用者、買い物、仕事帰りの生活者などに利用しやすい店舗で、高いニーズが見込まれる。

今後も「To Go」の出店加速を計画

「スシロー To Go JR亀有駅店」では、駅構内という立地に合わせ、テイクアウト専用商品や、普段の食事にプラスして食卓を豪華にできるアラカルトセットなどさまざまな商品を提供する。

おすすめの「寿司盛り合わせ」は、まぐろやはまち、えびに太巻きも入る12貫で650円と手頃。スシロー不動の人気ネタを集めた「海鮮ちらし」や、利用者の要望に応えた寿司3貫のアラカルトメニューなども扱う。

スシローでは、既存店でカバーできていないエリアの消費者にもアプローチすべく、「スシロー To Go」の出店を加速させ、年内計10店舗以上を目指していくとした。

コロナ禍対応とともに潜在顧客のファン化を

スシローのテイクアウト事業強化が、さらに本格化の様相をみせている。ポイントは既存店舗リソースを有効活用することと、人流が多く、かつこれまでカバーできていなかったエリアに出店場所を絞っていることだろう。

コロナ禍の新ニーズに対応するだけでなく、「行ってみたい気持ちはあるが近くに店舗がない」といった潜在顧客へアプローチし、新たなファンとすることを目指す、優れた施策と考えられる。

店通編集部