▽この記事の要約▽

過去1年「一人外食」をした人は45.9%

利用業態のトップは「ラーメン、そば、うどん、パスタ、ピザ等の専業店」

「一人外食」最多は30代男性、最少は60代女性

過去1年間に「一人外食」をした人は45.9%

株式会社リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、2021年4月1日から4月12日にかけて首都圏・関西圏・東海圏の20歳から69歳の男女(有効回答数:10,089件)を対象に、一人での外食の実態についてアンケート調査を実施、その結果を6月2日に発表した。

同調査では2020年4月から2021年3月の1年間に外食実施の有無に加え、「一人外食」の実施状況について質問。結果、外食行動に新型コロナウイルスの影響が及んでいることが分かった。

『この1年間(2020年4月〜2021年3月)の外食有無と、「一人外食」の実施状況(全体/単一回答)』を調べたところ、「この1年間で、コロナ禍を契機に初めて一人で外食をした」と、「この1年間で、コロナ禍とは関係なく初めて一人で外食をした」、「この1年間で、一人で外食をしたが、それより前にも一人で外食をしたことがある」の回答の合計が45.9%を占める結果に。

「一人外食」で最も利用した業態はラーメン、そばなど

『この1年間(2020年4月〜2021年3月)に、「一人外食」で利用したお店の業態(この1年間に一人で外食した人/複数回答)』の問いには、「ラーメン、そば、うどん、パスタ、ピザ等の専業店」がトップで54.9%。次いで「ファストフード」50.8%、「牛丼、カレー等、一品もの専売業態」46.2%となった。

また、『この1年間(2020年4月〜2021年3月)に、お店の種類として初めて「一人外食」で利用した業態(この1年間に一人で外食した人/複数回答)』を調べると、こちらも「ラーメン、そば、うどん、パスタ、ピザ等の専業店」との回答が最も多く7.3%、「ファミリーレストラン、回転すし等」が5.7%、「ファストフード」が4.9%といった結果が得られている。

外食をする人に敬遠されないように店舗としての対策を

同調査では『この1年間で「一人外食」の割合が増えた理由(2019年4月〜2020年3月と2020年4月〜2021年3月を比べて「一人外食」の割合が増えた人/複数回答)』についても調べており、過去1年で「一人外食」が「増えた」と「やや増えた」と回答した人の合計が調査対象の約1万人中、1,025人にものぼった。

「一人外食」が増加した理由を聞くと、「外食に人を誘いにくいから」との回答が最も多く43.6%で、「外食に誘われる機会が減ったから」が31.6%、「自分が感染することが不安だから」が30.0%などとなり、トップ3に新型コロナウイルス関連の理由が挙げられていることが分かった。

こういったことから飲食店側は複数人でも利用しやすいように、新型コロナウイルス感染症対策をしっかりしていることの明示はもちろん、「一人外食」でも楽しめるメニューの拡充をすることで客数の増加が図れるのではないだろうか。

店通編集部