• 2018年5月から2021年5月の間に「激辛料理」を取り扱う店舗数が約2倍に
  • 食べる理由1位は「激辛料理を食べると気持ちがスッキリするから」
  • 前年比1.6倍、激辛料理を食べる機会の最多は「中食」

3年前と比較すると「激辛料理」取り扱い店舗が約2倍に増加

2021年の夏も猛暑になることが予想される中、暑さを乗り切るためのグルメとして「激辛料理」に人気が集まっている。
株式会社ぐるなびが2021年5月18日から5月21日にかけて、20代から60代のぐるなび会員1,200人を対象に「激辛料理に関するアンケート」調査を実施、その結果を発表した。

ぐるなびデータライブラリの調べでは、東京都内で「激辛料理」を取り扱う店舗数が、2018年5月から2021年5月までの3年間で約2倍になっており、3年連続で増加していることも分かった。


今回のアンケート調査で、『あなたは、激辛料理が好きですか?』と質問したところ、「好き+どちらかと言えば好き」という回答が全体の42.3%に上った。また、『新型コロナウイルス感染症の流行前(2020年2月以前)と比べて激辛料理を食べる機会に変化はありましたか?』との質問では、全体の13.4%が「増えた」と回答。
年齢別では、20代女性で「増えた」との回答が最も多く32.6%となっている。

前年調査結果比、「激辛料理」を中食で食べる割合が増加

『激辛料理を食べる機会が増えたことにはどのような背景や理由がありますか?』との質問では、「激辛料理を食べると気持ちがスッキリするから」との回答が最も多く39.7%で、「自炊の機会が増え、味のバリエーションを増やしたかったから」が30.9%、「単調な生活に刺激が欲しいから」が23.5%と、続いている。


また、新型コロナウイルス感染症の流行によって、デリバリーやテイクアウトサービスなどが増加し、利用者も増えている中、外食/中食/内食のあり方にも変化がでてきている。「激辛料理」を食べる機会にも変化はあったのだろうか。

『外食/中食/内食のうち、あなたが激辛料理を食べる機会が最も多いのはどれですか。』と質問したところ、2020年の調査では「中食」【市販の弁当や惣菜を家庭や職場で食べること】との回答が全体の13.9%だったのに対し、今回の2021年の調査では「中食(1)」【店舗(飲食店やデリバリーやテイクアウト専門店)でつくられたものをテイクアウト・デリバリーで注文】が12.6%、「中食(2)」【中食(1)以外のコンビニエンスストアなど小売店で調理加工品をテイクアウト】が9.3%で、合計21.9%となり前年比で増加していることが分かった。

テイクアウトなどで自宅でも楽しめる「激辛料理」が人気

同アンケート調査では、『今年の夏に食べてみたい激辛料理の味わいを教えてください。』と質問。「辛さとにんにくやスパイスなど、風味やうま味が際立つ味」が最多回答の63.0%となった。自宅で過ごす時間の増加やマスク着用によって、にんにくの匂いが気にならなくなったことが、同回答数が最も多くなったのに影響しているのではないだろうか。


また、『あなたが最近注目している激辛料理は何ですか?』との質問では、「麻婆豆腐」という回答が最も多く46.3%となった。

長引く自粛生活のストレスからのリフレッシュや、自炊を工夫する中で「激辛料理」を食べる機会が増加していることがわかった。梅雨が明け、夏本番になれば引き続き「激辛料理」に注目が集まることは見てとれる。飲食店においても、ターゲット層やトレンドにヒントを得てメニュー検討の余地があるだろう。

店通編集部