放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し、勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。3月20日(日)の放送では、お笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲矢さんが登場しました。ここでは、芸人になることを決意したときの話や、さらば青春の光の“漫才の作り方”について話してくれました。


(左から)森田哲矢さん、高須光聖


◆芸人になると決めた転機

高須:最初は裏方になろうと思っていたんだって?

森田:そうですね。芸人か裏方かを迷っていたんですよ。僕は25歳のときにこの世界に入ったんですけど、それまでずっと借金をしていたんですね。借金を返し終わったときに、20万円が余ったんですよ。

高須:ほう。

森田:当時、松竹芸能養成所の学費が20万円で、(放送作家の)かわら長介さんがやっていた塾も20万円で、“面白いものを作る側”なのか“面白いものに出る側”なのかで迷っていたんですけど、“しゃべっているほうがオモろいかな”と思って芸人を選びました。

高須:そうなんや。芸人で絶対に良かったよね。

森田:いやぁ、どうなんでしょう(笑)。芸人は矢面で恥をかくことがあるじゃないですか?

高須:そういうとき、放送作家はみんなで知らんフリをするから(笑)。

森田:ハハハ(笑)。

高須:俺もいろんなところで松本人志としゃべっていると、揚げ足を取られまくるからね。そうなってくると、出る側の気持ちがわかるというか。“出る前って、こんなに不安なのか”とか“スベッた番組を観たくない”とか、そういう日々を芸人は繰り返すのかっていうのを知れたね。実際に出てみないと、(芸人の)気持ちって分からへんから。

森田:そうっすよね。

高須:もっと言うと、現場に行かないと分からへんこともあるやん。現場の空気と編集された映像の空気って違うから。

森田:たしかに、編集されたもののほうが絶対によく見えますからね。

高須:なんとも言えない空気が現場にはあるよね?

森田:“あの現場の空気で、ようオンエアまで(編集で)持ってこれたよな”って思う番組ってありますよね(笑)。

高須:そういう意味では、やっぱり“出る側”ってすごいなって思うよ。失敗したら全部自分が被らないといけないけれど、成功したら全部自分の勲章になるからね。

◆漫才を作るときに気を付けていたこと

高須:ネタって何個ぐらいあるの?

森田:わかんないすね。でも、単独ライブは年に1回やっています。

高須:すごいなぁ。

森田:テレビに出ていなかった頃に大量に作ったネタがあって……200ぐらい? 数えたこともないんで正確な数はわかんないですけど。

高須:“漫才をやってみよう”って思うことはないの?

森田:「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)みたいな賞レースに出ていたころは、漫才もやっていましたよ。

高須:そっか! 俺、さらば青春の光はコントってイメージがあるんやけど、漫才はやっぱり違うもの?

森田:漫才のほうが小っ恥ずかしいです(笑)。一応、自分たちのなかのルールで“漫才コントはやめよう”っていうのがあったんですよ。

高須:しゃべっている途中でコントの設定になるのはやめようっていうことね。

森田:あくまでも“本人の言葉でしゃべっているもので面白いものを”っていう考えはありました。漫才の設定を考えるのは好きですけど、突き詰める感じではないですね。

<番組概要>
番組名:空想メディア
放送日時:毎週日曜 25:00〜25:29
パーソナリティ:高須光聖
番組公式Facebook:https://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/