
◆平井 大がハマった“アイドル”は?
<リスナーからのメッセージ>
最近、中学生から30代前半にかけてハマっていた“推し”が、15年前に作ったある1曲に再度ハマっています。恋愛経験がほぼ皆無だった当時の私には理解できなかったのですが、曲の展開が大好きで何度もリピートして聴いていました。
今、その曲を聴いていると、当時の推しに対する熱い思いがよみがえり、とても懐かしい気持ちになります。それと同時に、この15年間で多少、甘くてほろ苦い経験をした今の私だからこそ理解できる部分を発見しました。
ちなみに木村さんは、昔ハマって、今になって再びハマったことはありますか? 何でも結構ですので教えてください(35歳 女性)
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木村は、「昔ハマっていたもので、今になって拒絶することって滅多になくないですか? 音楽にしても、食べ物にしても、カルチャーにしても、一度自分が『うわっ、これすげぇ!』って思えたものって、その後、毛嫌いするようなことってまずないですよね?」と問いかけると、平井さんも「確かに。ないかもしれないですね」と同意します。
そこで木村が、「アイドルにハマったことってあります?」と質問すると、平井さんは「アイドル!? ボブ・マーリーとかね」と回答。予想だにしない返しに、木村は思わず「そこだもん!」とビックリ。
続けて、「“アイドル”っていう定義の対象人物が、平井 大のなかではボブ・マーリーだから。やっぱり、次元が違うよね」と驚いていると、「だって、すごいカリスマ性があるじゃないですか? “ザ・アイドル”っていう感じ」と平井さん。そんな独特な感性に、木村は「そっかあ。そういうふうに受け取ってもいいのか、アイドルって。そういう角度から考えたことはなかったけど、それもありだね」とうなずきます。
平井さんは、ボブ・マーリーを聴くようになったきっかけについて、「ハワイではラジオでレゲエがいっぱいかかっているから、その辺から知った感じですね。調べてみたら、ボブ・マーリーで。それこそ、前回のツアーでは楽屋でボブ・マーリー(の曲を)かけていましたね」と語ります。
この話に木村は、「やっぱりそういうのって抜けないんじゃないですか?」と尋ねると、平井さんは「“ストックとして溜まっていく”っていう感じですかね。うん、その感じだ。それ、すごくわかりますね」と話し、合点がいった様子。
一方、木村はというと「それこそ僕は、“海”はきっとそういうことなんだろうな、ってずっと思っています。やっぱりあのカルチャーを知った後って、物事の考え方もすごく変わったし。サーフィンを海で体験していなかったら、今の自分のなかに存在していないので」としみじみ。
そんな木村の言葉に、平井さんは「音楽も近いかもしれないですよね」と反応。「“ギターできるヤツはかっこいい”っていうか。それで食っていける、食っていけないかはわからないですけど、“このぐらい指が動くんだ”、“これだけ自分の気持ちをギターで表現できるんだ”っていう感覚に似ているかもしれないですね」と話しました。
次回12月26日(日)の放送も、どうぞお楽しみに!
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聴取期限 2021年12月27日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow supported by GYAO!
放送日時:毎週日曜 11:30〜11:55
パーソナリティ:木村拓哉
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/flow/