手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「防災FRONT LINE」。12月18日(土)の放送では、100円グッズを使った「家具の転倒対策」についてお届けしました。


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12月に入り、全国で地震が多いなと感じている方も多いのではないでしょうか。12月3日(金)には、山梨と和歌山で最大震度5弱の地震が、さらに9日(木)には、鹿児島県・トカラ列島を震源とする最大震度5強の地震、そして関東地方でも、12日(日)に茨城県南部を震源とする最大震度4の地震が続いています。

そのようななかで、みなさんの家の地震対策は十分でしょうか? 地震対策では“家具の転倒”対策が最優先課題です。阪神・淡路大震災では、8割以上の人が家具や建物の下敷きとなり亡くなりました。その次の死因で多いのが、火災からの逃げ遅れです。

家具の転倒は“圧死”だけでなく、避難経路を塞いで、火災から逃げ遅れてしまうことによる“焼死”につながってしまう恐れもあります。そして、家具の転倒防止用品は、意外にも100円グッズでもそろえることができます。今回はリビングにあるような本棚を例に、100円グッズを使った地震対策を紹介します。

まず本棚の位置を確認します。万が一、地震で倒れたときに避難経路を塞ぐような場所にありませんか? 具体的には出入口付近に置かれていた場合、ドアが開かなくなってしまう可能性があります。また、ベッドの近くに置くことも危険です。もし倒れてきて危ない場所にあったら、安全な場所に移動させましょう。

そして、100円ショップで売っている“転倒防止プレート”と“滑り止めシート”も使えます。転倒防止プレートは本棚の下に挟み込みます。家具の下に差しこむだけで、家具が後方に傾いて転倒しにくくなります。ただ、家具を傾けるため、後ろに壁がないと使うことができないので注意してください。

滑り止めシートは、本が飛び出さないようにするために本の下に敷いておきます。また、本棚以外にもキッチンの炊飯器や電子レンジ、食器棚の食器の下に敷いて、落下や飛び出し防止に役立てることもできます。また、本棚に本を入れる際にもポイントがあります。できるだけ重い本を下に、軽い本を上に入れることによって本棚の重心が低くなるので、倒れにくくなります。

もっと内容を詳しく知りたい方は「おうち避難のためのマンガ防災図鑑」(飛鳥新社)をご覧ください。この本は、イラストレーターで防災士の草野かおるさんが、もしものときの備えやお家にあるもので防災に役立てるテクニックを、マンガとイラストでわかりやすく紹介しています。ぜひ、書店で手に取ってみてはいかがでしょうか?

<番組概要>
番組名:防災FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25〜8:30
パーソナリティ:手島千尋
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/bousai/